【体験談】ボランティア・プログラムで思い出した情熱を現実に!

森彩夏さん | メルボルン | Deakin University | Education and Training
現在、ディーキン大学の大学院にて「Master of Teaching」を2016年3月から受講されている彩夏さんの体験談です。
彩夏さんは、2014年6月にワーキングホリデーで渡航し、弊社の日本語教師アシスタントとして一年間ローカルの学校の日本語教育のアシスタントとして活躍されました。

その後メルボルンにて教師になることを決意! ディーキン大学の「English for teaching」にて5週間の教育コースに向け英語コースを受講後晴れて3月から大学院コースを開始されています。
そんな彩夏さんに現在のコースや想いをお聞きしました!

Deakin大学のMaster for teachingを何故受講しようと思ったのでしょうか?

高校生の時に交換留学で2週間現地の高校に通っていました。その後メルボルンにワーキングホリデーで日本語教師ボランティアをしようと、オーストラリア留学センターのボランティア・プログラムに申し込んだら偶然交換留学の時と同じ学校になりました。

もともとはこのプログラムが終わったら日本に帰ろうと思っていたのですが、その時の経験がとても有意義で、教えることの楽しさや自分が教えた事を理解してくれた時の嬉しさなどを通じ、交換留学時に一度考えた「日本語教師になりたい」という気持ちを再確認できました。そこからメルボルンの大学院を調べるようになり、絞った大学院から、自分のペースで勉強できるのではないかと思いディーキン大学を選びました。

マスターコースの前に英語コースとしてEnglish for teachingを5週間受講されていますが、どんなコースでしたか?


このコースは、Deakinの教育コースにいく学生が本科コースの前に受講するコースです。
他の進学英語コースでは興味ない事項についても(例えば政治だったり、環境だったり)勉強すると思いますが、このコースは全部教育に関しての英語を学びます。

授業内容としてはこんな感じです。
リーディング:教育に関するジャーナルアーティクルを読む。
スピーキング:読み聞かせや、ミニレッスン(生徒と先生に分かれて授業します)や議論する。
リスニング:レクチャーの講義をテープで流し聞き取ったり、先生の体験談をU-tubeを見る。
ライティング:実際のコースで提出するアサイメントの練習をしたり、リーディングで読んだジャーナルを議論して、その後それについて書く。

コースではカリキュラムサンプルを見ながらレッスンプランを作ったり、使う教材をどこから探すかも教えてくれるので、英語を学ぶというより教育コースへの準備対策コースに近いと思います。

5週間という短い期間でかなり集中的な内容になっているので、マスターコースに向けたよい準備になりました。課題は毎日結構な量があります。
授業自体は合計4時間で、途中に2時間の休憩がありますが、休憩中も復習や課題に時間を費やしました。
ただこのコースは、5週間かなり詰めているので覚悟して臨んだ方がいいと思います。

その後マスターコースを開始されましたが、授業をうけるにあたって苦労はありますか?

コース開始後すぐに沢山のリーディングの課題があり、週に4回の授業に追いつくことが出来ませんでした。
今でもまだ苦労はしていますが、数をこなさないと慣れないので徐々に慣れてきている感じです。
アサインメントを書くのも苦戦したので、留学生だけの授業の時に先生にアドバイスをもらったり、個別で同じ先生にアサインメントの添削をしてもらいました。
クラスの中でのディスカッションは、ローカルの生徒がとても多くなかなか参加することが出来ず戸惑いましたが、最近は他の生徒さんの意見を聞きながらここぞという時に発言できるくらいにはなりました。

授業はローカルの生徒さんの速度に合わせて進みますので、授業に追いつくのが大変なので、予習復習をすることが日課になっています。

大学院で具体的にどのような科目を選択されてますか?

現在とっている教科は必修科目が「Effective planning and assessment」「Managing teaching in professional experience」で選択科目が「Inovation in language curriculum(EAL)」「Multilingualism and Multilingual education in Global contexts」です。

「Effective planning and assessment」では違った環境やバックグラウンド(例:アボリジニーや移民、障害を持った人)のある生徒達にどのように教育を教えていくか、またその人達のバックグラウンドをどのように通常の授業に取り入れていくかを勉強します。ディスカッションがとても多い授業となります。

「Managing teaching in professional experience」では自身の教育経験を踏まえてどのような教育が好ましいかを考えます。この教科もディスカッションが多くなります。
この授業は実習も含まれますので、8月15日から5週間は週に5日ローカルのセカンダリー・スクール(中高一貫教育学校)に行って、実際に授業の見学や授業の経験をします。自分でプラン立てもした授業も行います。

「Inovation in language curriculum(EAL)」では授業で実際に教える指導要領(カリキュラム)がどういう分野に属しているか分析したり、そのカリキュラムをどうやって教えるかを協議したり、必要性を考察したりします。授業中に実際の生徒が先生や生徒の役割になってロールプレイも行います。

「Multilingualism and Multilingual education in Global contexts」では言語を教えるのにどういう環境が適しているのか、または言語教育の意義を協議したりします。
例えば、先日のアサインメントの課題として実際行ったのですが、マルチリンガルの人にインタビューをして、どういう環境で多言語を話すようになったかのルーツや理由を考察しました。どういうメリットがあるのか、どういう影響をおよぼすのかもアサイメントで論議します。

お気に入りの教科(授業)はありますか?

「Effective planning and assessment」は好きです。今までアボリジニーのバックグラウンドや教育について何も知らなかったので、興味深いです。
障害を持った人にどういう風に接して教えていくかを考えるきっかけになり、教え方がひとつではないということを学びました。

オーストラリアと日本の大学の違い

私は日本の大学で英文科の言語学を専攻し、3月に卒業。その後6月にオーストラリアに来ました。
*大学の卒業式にて

ディーキン大学を開始して思ったのが、両校を比べた時にオーストラリアの大学はとりあえず内容が濃い!です。自分で考える、意見を述べる機会がとても多い事に最初びっくりしました。日本の大学では教授が教えてもらったことを学ぶだけの受け身の授業が多い中で、オーストラリアの大学の授業はアウトプットしたり、深く考えてみんなで協議することが非常に多いです。
今まで自分の意見を述べるような授業を日本で経験した機会もなく日本語でも苦手だったので、それを英語でするとなると結構大変です。ですが、半年たった今、自分で考えるという事は最終的にとても自分の為にもなっていますし、今までどれだけ自分で考えていなかったかということを日常的に感じるいいきっかけになりました。


実習先ではどのようなことを体験していますか?

家から40分位の州立のセカンダリー(中高一貫教育学校)で実習しています。最初は実際の先生と行動を共にし学ぶところから始まります。
例えば小さい仕事で言うと、ミニテストを作ったり採点したり、大きい仕事ですと、問題児と授業中に一対一で個別指導したり、実際に授業をしたり等、先生と一緒に横で経験します。
その後は自分で授業を進めて行くのですが、今はクラスを2つに分けてその中の1クラスのミニ授業を始めているところです。
今後は、英語(ESL)の授業を自分一人で行うことになります。
*現在行っている実習先の学校にて

彩夏さんの息抜き方やお休みの日などはどのように過ごされていますか?

日本語教師ボランティアをしていた時にお世話になった学校の先生、アンジェラの家にずっと滞在しているので、家族のような関係を築いています。アンジェラや彼女の子どもたちとサッカーしたり、一緒にラグビーを見に行ったりしている時間がとてもリラック出来る時です。
*滞在先の子どもたちと

また以前のボランティア先の学校でイベントがあれば、参加して生徒たちと今でも交流しています。またアルバイトもしていてレストランは週2回、日本語を教える家庭教師を週2回やっているので、毎日学校とアルバイトのバランスの取れた生活を楽しんでいます。

最終的な彩夏さんの目標、またどんな先生を目指されてますか?

最終目標としてはオーストラリアで日本語教師になることですので、自分の教え子が日本の事を好きになってくれるきっかけを与えられるような先生になれたらと思っています。
今一緒に暮らしているアンジェラは、以前ボランティアしていた学校の日本語教師なんですが、アンジェラが教えている生徒がほんとうに楽しそうに学んでいます。
彼女の授業をみていると「私もこんな授業が出来たらいいな」と思いますし、彼女のプロフェッショナルな教育方針は、私に常にとてもいい影響を与えてくれています。
*右から二番目がアンジェラ先生

スタッフからのコメント

日本語を教えるということにとても情熱をもって取り組んでいる彩夏さん。日本語教師アシスタントを始めた時からの彩夏さんの想いがどんどん現実化し、そしてそれを実現するためにとても努力していらっしゃいます! これからどんどん成長し学校で人気の先生になる日がスタッフ一同楽しみです。
あやかさんの日本語教師アシスタント体験談はこちらから見れます。
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号I138)
メルボルンは、市内に行くとおしゃれなカフェやレストランがたくさんあり、少し車で走ると自然が広がるオーストラリアのいいところを凝縮した街です。様々な国籍の方と一緒に学んだり、働いたりできる機会がたくさんありますので、是非一度いらっしゃってください! このカウンセラーに質問する

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