高校まで英語は大嫌いだったのですが、アメリカに行って海外に触れ楽しかったので、その後ニューカッスルに3ヶ月の語学留学をしました。その時にオーストラリアを好きになり、友達も増えた為、もう少しオーストラリアに滞在したいと考えるようになりました。日本に帰国後外資系の会社で3年働き、その間に留学の準備をしました。
昔から子供が好きで先生になりたいと思っていました。外資系の会社で働いていた時に、カナダにインターンシップで1ヶ月行くチャンスがあり、その時にチャイルドケアセンターでインターンシップをしました。その時やはり子供が可愛く、そこの先生たちにも児童教育の良さについて話を聞き「やってみたいならチャレンジしてみたら」と勧められ、決断しました。ワーキングホリデーの選択肢もありましたが、しっかりとした英語力を身につけたかったこともあり、正規留学を選びました。
私立の学校よりもしっかりとした勉強ができる、質が良いと思ったからです。また、TAFEだとローカルの学生と学ぶチャンスもあります。実際、実習先では、「私立の学校だと実習生のサポートを学校がしっかりしてくれないので、TAFEの実習生しか受け入れしていない」というのを聞いて、やはりTAFEを選んで良かったと感じています。
Early Childhood Education CertIII(幼児教育基本)コースのタイムテーブルは、前期が週5日9:30-15:00、後期は週5日9:00-16:30が基本です。学校が始まってから2か月後には1週間の教育実習、さらに3週間の教育実習がコースの終わりの頃にあります。*
前期は比較的時間がありますが、後期は勉強が難しくなり課題も増えるため、結構忙しくなります。
私は平日週3回学校の後にアルバイトをしていますが、時間を上手に使わないと、勉強とアルバイトの両立は難しいかと思います。
*タイムテーブルはタームによって異なりますので、参考として下さい。
教育実習は楽しいです!もちろん海外で第二言語を使っての教育実習なので、行く前は緊張と不安でいっぱいでしたが、教育実習先の方々が温かく迎えてくれ、楽しく実習することが出来ました。なんといっても子供たちが可愛くて、毎朝行くと名前で呼んで駆けてきてくれるのが嬉しかったです。
教育実習の間にやらなければいけない課題もそこそこありますが、すべて実践につながっていることなので、やるしかありません。
先生方はしっかりと面倒をみてくれます。「実習中も何かあったら相談して」と言ってくれるので相談もしやすいですし、アセスメントのサポートや実習先の幼稚園を選ぶ際のアドバイスなど事前の相談もしっかり時間を取ってくれます。実習先は1ヶ月位前には行く先が決まり、実習中もよく実習先に見に来てくれました。その他、留学生向けのワークショップ、幼児教育向けのワークショップなども結構な頻度で開かれます。
クラスメートの国籍やローカルとの比率は、入学時期によっても大きく変わるようです。私は留学生クラスだったため、3割中国人、3割韓国人、2割フィリピン人、そのほかイラン人、スペイン人、ノルウェー人、台湾人、ベトナム人、そして日本人は私1人でした。
どちらも職業訓練学校という点では特に違いは感じません。ただ、オーストラリアの特徴でもありますが、基本的にゆったりと時間が流れているため、日本に比べると先生も授業も少しラフ*な気がします。*堅苦しくないことです。
第二言語で勉強をする為、課題を上手くこなせるか心配していたのですが、TAFEにはLearning Centreと呼ばれるサポートセンターがあるので、そこで文法や難しい言い回し等についてもしっかりと指導してくれます。
英語力を出来るだけ伸ばすことです。授業では自分の意見を述べなくてはいけない機会もも多くありますので、自分の意見を伝えられるくらいの英語力はつけておいたほうがいいと思います。課題で苦労しないためにも、英語が話せる、書ける、読める、と大分違うと思います。
Diplomaを修了後、オーストラリアのChildcare Centre(保育所)での就職を考えています。
のちに日本で、オーストラリアでの経験を活かし、新しいビジネスでも始められたらいいなと思っています。
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