【体験談】西オーストラリア大学院でPublic Health勉強中

森 有加さん
西オーストラリア大学(UWA)の大学院でMaster of Public Healthを学ぶ森さん。日本では医師としてお仕事をされていましたが、違う分野でのUWA大学院生活についてお話を聞きました。

オーストラリア留学のきっかけ


日本で小児科医として8年、医師としては10年仕事をしている中、自分がこの先小児科医としてできること、何をしたいのかを冷静に見つめてみたい気持ちになり、一度仕事を離れてみたかったのが大きな理由です。また三重県や静岡県で外国人の患者さんを受け持つことが多く、日本は当たり前に全ての物が揃っていて、有り難いと思う気持ちが欠けていると感じるようになり、外国に住んでみたかったのもあります。

まずは英語を勉強してみようとナビタスイングリッシュでの語学留学を決心


日本で仕事をしていた頃は、英語を読むことはあっても、聞いたり話したりする機会は少なく、最初は先生たちやクラスメートの話していることも分からず大変でした。

この英語学校に通っていた間に色々なバックグラウンドを持った人と出会い、視野が広がったことも大きな経験でしたが、この頃は、まだ大学院に進学することは全く考えていませんでした。
英語コースが終わる頃、医師としてオーストラリアで働きたいと思いましたが、英語力がまだ足りず、英語だけを勉強することから少し離れたかったこともあり、大学院進学にチャレンジしてみようと思いました。日本に戻って働き始めると、長期で自分のために時間を費やすことはできないし、もう少しここでチャレンジする道を選びました。


Master of Public Health


最初は、語学力に自信が無く、ついていけるか不安でした。私のコースは留学生が半数ぐらいですが、母国の政府や大学院から奨学金を受けて留学しているアジア人留学生が多く、皆、ほぼ不自由なく英語はでき、その他はもちろんオーストラリア人学生。予習、復習も最初はどうやって勉強していいか分かりませんでした。

コース内ではオーストラリアの健康上の問題をわかっていないとできないディスカッションもありますし、日本との違いも学べ興味深いです。
例えば日本では家庭科で習うようなことも、オーストラリアでは体に良い食べ物はこれ、などと宣伝し、健康に政府が予算を費やし力を入れてプロモーションしています。
禁煙、食物のプロモーションやアクティビティをしやすい公園のある都市作り、イベントを作って運動をするきっかけを与えてくアクティブにしてくれたりと、そのプロモーションも様々で、政府が力を入れていることが分かります。政府の行動姿勢も、前例が無いならまずやってみよう、とスピードが早いですね。


出会う人も様々


大学院で出会う人たちは、自国ですでに職歴があってNGOのエイズ感染症のリサーチをしているビルマ人の留学生や、ネパールですでに健康に関する組織を立ち上げてる留学生、インドネシアからの留学生の1人は母国の大学で教えていたけれど、今オーストラリアの大学院でPublic Healthを学んでいるという方もいます。
オーストラリアの学生さんの中には、子供がいるけれど、パートタイムで大学院にチャレンジしている方もいて、素敵だなと思います。
私は一対一でこの患者さんに対してどういう治療をするかを考える仕事をしていたので、この勉強は全く違う視点で考える必要があり、多様なプロセスを経て、他角度から見て、州としてこのような方針を出す、プロモーションをするというこの領域の大切さも知りました。

教授はフレンドリーで、気軽に質問ができる授業です。質問をしてくれるということは授業を聞いているということ、教授も学生と交流することを楽しんでいるような気がします。


今後の勉強に影響する研究者との出会い


今年4月にアメリカからTelethon Kidsのゲストとしてパースに来た周産期の統計学研究者と会う機会がありました。
その研究者がリサーチャーを紹介してくれ、Researchをするつもりは無かったけれど、自分に身近な領域があって自分のバックグラウンドをいかせる研究なら面白いと思い、Graduate Certificate半年の予定をMasterに変更しました。2年目からリサーチに携われるのですが、成績が良くないといかせてもらえないため、あと半年勉強を頑張る具体的な目標も出来ました。
これまで勉強が大変でしたし、1年以上も学生でいることに、自由だけど社会の一部と自分を感じることができないこともありましたが、自分のバックグラウンドが活かせ、自分のためだけの勉強ではなく、自分の勉強が社会に還元できる外に向いた勉強ができるのが楽しみです。


留学して気づいたこと


日本で仕事をしていた頃は、仕事柄医療関係者の友人ばかりだったけれど、日本では出会わないような、留学しているからこそ出会った友人ができました。英語学校に通っていた頃は英語しか話さないようにしていたけれど、今は日本語で話せる日本人の友達がとても大事。語学学校で出会って、今はオーストラリアでそれぞれの道を歩んでいる。そして会うと近況報告をしあえる大切な友達ができました。

あまり深く考えずにオーストラリアに来たのに、自分が勉強をし、色んな人との出会いがもたらしてくれた新たな人生観ができ、こんな思いになるなんて思わなかった、、、。今そんな気持ちです。

オーストラリアは、人は違っていて当たり前で細かいことを良くも悪くも気にしない、職業や年齢で人を判断されないところが日本と違うと感じています。
日本だと職業で壁が出来てしまうこともありましたが、こちらではこれまでに様々な違う仕事をしていた友人ができました。
日本が恋しい、日本で働きたいと思うこともありますが、パースは居心地がいい所で気に入っています。


これから留学する方にメッセージ


留学できること、チャレンジできることがどんなにラッキーか。それだけでも人生のプラスにすることができ、この経験が大きな意味を持つことができる。
だから、時間を、この留学経験を大切にして欲しいと思います。

スタッフからのコメント

今回インタビューで、森さんの医師ならではの視点でお話を聞くことは、私にとっても新鮮でした。リサーチャーとの出会いから今後どう森さんがオーストラリアで勉強されていくのか、私も楽しみです。
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号I005)
週末はガーデニングという名目の雑草取りに追われ、その疲れをパースのきれいな海とおいしいワインで癒しながら、この素晴らしい環境で生活できることを感謝。たまに野生のカンガルーに会いに郊外へ出かけたり、釣りをしながらアシカを見たり、野生のイルカと出会えるスポットがあるのも楽しみ。 このカウンセラーに質問する

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