通訳&翻訳のプロになる!RMIT大学のDiplomaから修士号まで徹底解説
2022年5月24日
ご自身の母国語のスキルと英語を使って行う『通訳&翻訳』。日本人にも人気のコースとなり、オーストラリアでもたくさんの大学でコースが開講されています。

今や英語が話せるだけでは通用しなくなってきているこの時代。日本では海外との取引きが重要視され海外に支店をもつ日系会社も多いので、英語が堪能に話せ、なおかつ通訳翻訳スキルを持っている人材の需要が年々高まってきています。また翻訳機に簡単にアクセスできるこの時代だからこそ専門的な知識や経験を身に着けたプロフェッショナルな人材が求められることも事実です。
通訳翻訳の技術を持つことで、スキルにもプラスになるためキャリア選択が増え、様々な機関でスキルを活かした雇用が得られる機会も広がります。グローバルレベルでの高いスキルと学位、そして経験を身につけることが大事ですので、日本よりも海外で学位を取ることで、コネクションや経験値も更に上がります。
RMIT大学の通訳&翻訳コースとは
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メルボルン市内にキャンパスを持つ
RMIT大学(ロイヤル・メルボルン工科大学)はDiplomaやAdvanced Diplomaなどの専門コースから修士号コースまで幅広く提供しています。ご自身のバックグラウンドやどこまで学びたいかによって、コースを選ぶことが可能です。
RMIT大学はオーストラリアの大学やTAFEの中で唯一DiplomaとAdvanced Diplomaを開講していることでも注目されておりますが、1975年にこの学部を開講し、長い実績も培っております。
実際に「教育」「社会福祉」「医療」「ビジネス」「法律」「移民」など、幅広い分野をカバー出来るような内容となっている為、専門コースでは卒業後はひとつの分野というよりは様々な分野に強くなれるように設計されていますが、修士課程では幅広い選択授業から選ぶことが出来ますので、よりご自身の目標に沿った興味のある教科を取ることが出来ます。最終的に修士課程に進みたいけれど、全く知識がなくて心配であれば、同大学のTAFEセクションで実践的部分を学んでから行けるのが、この大学の良さでもあります。
ほとんどの授業は他の言語学生との合同授業となるのですが、日本語向けのセッションもあり、コースや参加人数によっても変わりますが、週3-5時間ほど組み込まれています。経験豊富な教師陣のもと、コースの間みっちり技術を学ぶことが出来ます。
※参加人数によってスケジュールが変わる場合があります。また修士号の場合は、選択授業として選ぶ必要があります。
目的別に選べる学位とコース
将来設計や経験で選ぶ
《Diploma》
通訳の基礎を学ぶコース。すでにバイリンガルスキルがあるが、通訳の経験が無く、また学士号をお持ちでない人が最初に学ぶのに適したコースです。1年の基礎コースですのでこの後すぐに通訳者になるというよりは、ご自身のお持ちのスキルに通訳のスキルを+してキャリアアップにつなげることが目的です。
《Advanced Diploma》
通訳のみの選択肢となり、すでにスキルやDiplomaレベルの通訳または翻訳の学歴や職業経験がある方であれば学士号をお持ちでなくても受講できるコースです。基礎以上のより高度なスキルを実践的に学ぶコース。キャリアゴールとして、フリーランスで活躍したり、病院、裁判所、企業、政府機関など活かせるスキルを提供しています。またご自身のすでにお持ちの職歴にスキルを+してキャリアアップにつなげたい方にもお薦めです。
《Graduate Diploma&Master》
学士号をお持ちであれば参加できるコース。Graduate DiplomaはMasterの最初の1年だけを取り学位がもらえ、Masterは2年コースとなります。選択授業もたくさんの中から選ぶ事が出来、よりご自身の将来に沿ったスタディプランを作ることが可能です。大使館、政府機関、NGO、コンサルタント会社、 国際貿易機関などグローバルな分野での活躍が出来るスキルや経験の提供をしています。
※翻訳者・通訳者だけとして活躍していきたい方には、Masterまでの習得をお勧めします。知識量や、勉強する深さは専門コースと修士号では変わります。 ただどちらにしてもこの職業一本で最終的に活躍していくには卒業後もたくさんの実践経験が必要になる分野であることは間違いありません。
目標とするNAATIレベルで選ぶ
またご自身が目指すNAATIレベルによってコースを選ぶことも可能です。NAATIの試験日程は事前には決定されておりませんので、受験ご希望の場合はコース受講時に講師と確認が必要です。
RMIT大学のすべてのコースは、オーストラリアの通訳者・翻訳者のための国会標準および認定機関であるNAATI(National Accreditation Authority for Translators and Interpreters )に推奨されており、講師もすべて経験豊富なNAATI取得者となります。。コースはNAATI規格に沿っており、コースの終了後受験する事も可能です。
※コースによっては決められた単位を取得してないと受験出来ない場合がありますので、コース開始前にコースコーディネーターとご相談ください。
《Certified Provisional Interpreter》
Diploma of Interpreting、Graduate Diploma in Translating and Interpreting、Master of Translating and Interpreting
《Certified Interpreter》
Advanced Diploma of Interpreting、Graduate Diploma in Translating and Interpreting、Master of Translating and Interpreting *必要な単位受講などの条件あり
《Certified Specialist Helth Interpreter》
《Certified Specialist Legal Interpreter》
Graduate Diploma in Translating and Interpreting、Master of Translating and Interpreting *必要な単位受講などの条件あり
《Certified Conference Interpreter》
Master of Translating and Interpreting *必要な単位受講などの条件あり
《Certified Translator》
Graduate Diploma in Translating and Interpreting、Master of Translating and Interpreting
《Certified Advanced Translator》
Graduate Diploma in Translating and Interpreting、Master of Translating and Interpreting *必要な単位受講などの条件あり
※上記はNAATIホームページの
NAATI Endorsed Qualificationsを参考に2022年4月に記載しております。予告なく変更の可能性があります。
Diploma&Advanced Diplomaコースの内容
通訳コースのみの開講となります。経験がない方はDiplomaからの開始をお勧めします。経験者で学士号をお持ちでない方は、Advanced Diplomaから開始できます。
短期集中コースですので、課題、アセスメントが最初から盛りだくさんです。計画を持って学習ができる人、時間を惜しまずに練習ができる人、言語と社会に興味がある人にお薦めです。多くの実践が含まれるコースです。
Diploma of Interpreting (LOTE-English) ※学校の英語ページはこちらより |
通訳の基礎コースです。通訳における筋書き、ロールプレイ、オンライン練習ツール、グループディスカッションとプロジェクト参加、デモンストレーション、シュミレーションなどを行います。
ここではダイアログ(対話)形式の通訳を主に学びます。法律用語や医療用語の通訳を主に学びます。実際に「社会福祉」「作業&理学療法」「刑事司法」等のコースの学生さんと一緒になってアクティビティーに参加し通訳のシュミレーションを行うこともあります。Northern Health Hospitalと連携しており、1週間の実習に参加し、院内の通訳者と関わってたり、様々な通訳の様子を見学する機会もあります。 |
コース概要 |
[入学]2月、7月(約1年コース) [学費]12,000ドル(約108万円*1ドル90円計算) [英語]IELTS6.0(各セクション5.5以上)、TOEFL iBT 60(R10,L9,S16,W19以上) [条件]最終学歴が高校卒業以上(GPA2.0以上)+出願後大学独自のLOTEテスト受験と面談が必要の場合あり |
授業スケジュール |
週2日のキャンパススタディーと教科ごとの週3時間の個別スタディーから構成され、7つの必須教科と5つの選択教科を習得します。
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※注意※ 2022年度上記日本語コースは開講していません。2023年度の開講は人数次第となりますので、興味のある方はこちらより、Expression of interestをまずは提出してください。
Advanced Diploma of Interpreting (LOTE-English) ※学校の英語ページはこちらより |
すでに上級のバイリンガルスキルがあり、通訳に特化したい方向けのコースとなります。
専門的な環境での通訳のための高度な口頭伝達スキル、通訳におけるコミュニケーションメディアの使用、専門的な文脈での倫理原則の学習と使い方を身につけます。
通訳における筋書き、ロールプレイ、グループディスカッションとプロジェクト参加、デモンストレーション、シュミレーションなどを主に学びます。
このコースではシナリオ、ケーススタディ、ロールプレイ(対話、モノローグ、視話通訳)等で実際練習したり、オンライン練習ツール、グループディスカッション、プロジェクト、実践的なデモンストレーション、リフレクティブジャーナル、実際の課題のシミュレーションなどを行います。
実際に「社会福祉」「作業&理学療法」「刑事司法」等のコースの学生さんと一緒になってアクティビティーに参加し通訳のシュミレーションを行うこともあります。 毎週行われる講義とチュートリアルに加え、講師と1対1の実践練習にも参加します。 |
コース概要 |
[入学]2月、7月(約1年コース) [学費]13,750ドル(約123.7万円*1ドル90円計算) [英語]IELTS6.5(各セクション6.0以上)、TOEFL iBT 79(R13,L12,S18,W21以上) [条件]NAATI資格をお持ちの方、もしくは、Diploma of InterpretingやDiploma of Translatingなどの関連分野コースを修了していること、もしくは、通訳者または翻訳者として2年以上の実務経験があること+学歴の成績も考慮。 |
授業スケジュール |
週3日のキャンパススタディーと教科ごとの週3時間の個別スタディーから構成され、8つの必須教科と7つの選択教科を習得します。
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※注意※ 2022年度上記日本語コースは開講していません。2023年度の開講は人数次第となりますので、興味のある方はこちらより、まずはExpression of interestを提出してください。
Graduate Diploma&Masterコース内容
通訳翻訳の力をプロレベルで身につけたいとお考えの場合は、修士号の取得をお勧めします。根本的な通訳翻訳の基盤から実践的な内容まで盛り込まれておりますが、クラスメイトのほとんどは経験者となりますので、全く知識がない方にはあまりお勧めできません。その場合は専門コースから開始されることをお勧めします。
学歴の条件としては大学卒業以上となりますが、通訳翻訳以外の分野であっても問題ありません。
Graduate Diploma in Translating and Interpreting ※学校の英語ページはこちらより |
キャリアを伸ばしたい上級バイリンガルスキルを持つ方向けに設計されたこのコースは、理論的アプローチ、業界の専門知識、および現場の倫理的問題などを学びます。コミュニケーションメディアを使用して、通訳と翻訳の仕事をサポートする方法を学び、理論と実践の共通部分についての洞察力を身に着けます。字幕作成ソフト、翻訳メモリ、コンピュータ支援翻訳ツールを使用した模擬翻訳活動やプロジェクトでは、個人またはチームで作業を行い、業界の実務を体験する機会が得られます。
独立した研究、講義、ワークショップとチュートリアル、ロールプレイ、専門的なプロジェクトなどを学び、口頭、書面、オンラインでのさまざまなコミュニケーション方法を実演する必要があります。アサインメントやプレゼンテーション、グループディスカッション、業界ベースの評価、試験や小テストを通じて評価されます。
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コース概要 |
[入学]2月、7月(約1年コース) [学費]33,600ドル(約302万円*1ドル90円計算) [英語]IELTS6.5(各セクション6.0以上)、TOEFL iBT 79(R13,L12,S18,W21以上) [条件]最終学歴が大学卒業(日本語での就学)以上+Statement letter(動機書)の提出が必要 *他の言語にて学士号修了されている場合も可能。ご相談ください。 |
授業スケジュール |
8教科から構成され、必須教科と選択教科を習得します。
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Master of Translating and Interpreting ※学校の英語ページはこちらより |
キャリアを伸ばしたい上級バイリンガルスキルを持つ方向けに設計されたこのコースは、ポリシー、戦略的討論、分析的思考などを必要とされるレベルで働くスキルを養います。また、福祉、医療、警察、法律、会議通訳などご自身でオプションを広げて、さらに勉強することもできます。コミュニケーションメディアを使用して、通訳と翻訳の仕事をサポートする方法を学び、理論と実践の共通部分についての洞察力を身に着けます。分野をより専門的に学ぶことが可能です。
独立した研究、講義、ワークショップとチュートリアル、ロールプレイ、専門的なプロジェクトなどを学び、ご自身では口頭、書面、オンラインでのさまざまなコミュニケーション方法を実演する必要があります。アサインメントやプレゼンテーション、グループディスカッション、業界ベースの評価、試験や小テストを通じて評価されます。
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コース概要 |
[入学]2月、7月(約2年コース) [学費]69,120ドル(約622万円*1ドル90円計算) [英語]IELTS6.5(各セクション6.0以上)、TOEFL iBT 79(R13,L12,S18,W21以上) [条件]最終学歴が大学卒業(日本語での就学)以上+Statement letter(動機書)の提出が必要 *他の言語にて学士号修了されている場合も可能。ご相談ください。 |
授業スケジュール |
7つの必須教科とご自身の希望に沿った選択授業を選び勉強します。
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Masterコースでクラスター選択が可能
2020年後期より通訳者および翻訳者のニーズと業界の期待度をカバーすることを目的とした、下記4つの分野の選択授業を提供しています。
・Translation Cluster(翻訳)
・Conference Interpreting Cluster(会議通訳)
・Specialised community interpreting cluster(コミュニティ通訳専門)
・Research Cluster (研究)
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現在修士号コースはオンラインもしくはオンキャンパスで受講可能です。2020年3月には、最新テクノロジーと技能を備えた実習室、「通訳ラボ」も作られました。マスター学生が利用しています。
日本だけでなく世界のどこからでも活躍できる職業
翻訳&通訳のスキルは、取得して経験を積めば、世界のどこにいても需要のある職業となります。RMIT大学のMaster of Translating and Interpretingを卒業された方も、外資系不動産関連企業を経て、現在は海外からフリーランスの通訳・翻訳家として活躍されていらっしゃいます。
「留学後、どうしてる」: 通訳・翻訳家として韓国で働いています
コース受講生の声
「Diploma of InterpretingとAdvanced Diploma of Translatingを経由してMasterコースを修了しました。Masterのいいところは、勉強する内容の深さのレベルが専門コースとでは全く違う点です。通訳翻訳の奥深さをしっかり理解した上で実務に役に立てられる知識を沢山得ることが出来ました。
また単位の半分は選択授業ですので、通訳翻訳の単位を取ることも出来ますし、逆に全く違う分野(例えば、外国語、医療、法律など)を勉強することも出来ます。自分が将来どういった分野に進みたいかによって柔軟なプランニングが出来ます。
クラスメイトの多くがすでに翻訳通訳経験者で、今までの経験を活かし、次にステップアップするために理論や経験、アカデミックな知識を学ぶ為に受講していました。私は全くこの分野の経験がありませんでしたので、先に専門コースを受講していたことは役に立ちました。修士課程では通訳翻訳の基本理解がある前提で始まりますので、現場の想像が出来ない、基礎知識がない未経験者からの修士号開始は、十分な理解、そしてモチベーション維持においても大変かもしれません。
Masterはセオリー(論理)やディスコース・アナリシス(コミュニケーションにおいて、言葉がどのように相手に伝わるかを解析する学問)、エシックス(倫理)をしっかり理解した前提での授業となりますので、その知識がある上で開始されることをお勧めします! セオリーが中心のコースとはなりますが、自分の興味のある分野を強化でき、とても身になるコースでした。」
RMIT大学で修士号を学ぶ理由
RMIT大学は、多くの言語を扱っており、通訳翻訳のリーダ的役割を担っています。市場・顧客・取引先で起こっている状況や問題など正確に理解し、戦略的討論、分析的思考に基づいて的確な通訳翻訳スキルを学びます。
同コースでは実際に地域の病院に1週間通い通訳の経験を積むようなカリキュラムが含まれ、その他にも他のコースの学生と一緒に警察署、法廷など見学し、後日実際のシチュエーションでロールプレイをしてその分野での通訳の実践を積むような練習も行います。
またRMIT大学では言語を扱っている機関やエージェントなど、関連した企業とのコネクションをしっかり持つことでリサーチやインターンシップ、今後の就職の機会を学生に提供しております。修士号でのNAATI取得希望の場合、選択授業で事前に取らないといけない教科がありますので、単位取得決定時に講師と相談が必要です。
人と人をつなぎ、世界との架け橋となるお仕事。日本と世界があなたを求めています!
英語力基準が不足している方は、事前に
RMIT大学附属英語学校や
ホーソン・メルボルンにて英語コースを受講してから希望コースへ入学することができますのでご安心ください。
費用や、英語力診断、大学や学校詳細については
こちらまでまでお問合せくださいね。
※当ページの詳細は2022年4月の大学の情報を元に作成しております。内容は予告なく変更になる可能性がございますので随時お問い合わせ下さい。
※1ドル=90円で計算しておりますが、日本円の換算レートは日々予告なく変動しますので、日本円表記はあくまで参考の金額としてお考えください。