【世界遺産グレートバリアリーフで学ぶ】ジェームズクック大学(JCU)の「海洋科学」と「海洋生物学」の違いから卒業後の進路まで徹底解説


「海が好き!」「ウミガメやサンゴなど、海の生き物を研究したい」「将来は、美しい海洋環境を守る仕事に就きたい」

そんなあなたの夢を叶える最高の舞台が、オーストラリアにあります。それが、「海洋学」の分野で世界トップクラスの評価を誇るジェームズクック大学(James Cook University:以下JCU)です。

この記事では、JCUの魅力や、迷いがちな「海洋科学」と「海洋生物学」の違い、そして保護者の方が気になる「卒業後の進路」や「奨学金」までを徹底的に分かりやすく解説します。


なぜJCUの「海洋学」が世界中から選ばれるのか – 3つの圧倒的な魅力


① 圧倒的な体験!世界遺産「グレートバリアリーフ」が毎日の教室に

JCU最大の魅力は、なんといってもキャンパスのすぐ目の前に世界最大のサンゴ礁群「グレートバリアリーフ」が広がっていることです。

教科書を読んで終わるのではなく、実際に海へ出て、サンゴ礁を観察し、海底のデータを集めるフィールドワーク(実地調査)。JCU専用のOrpheus Island Research Station(オルフェウス島研究施設)など、最新の設備を使って「海の上・海の中」で学ぶ毎日は、日本では決して味わえないキャンパスライフです。

② 保護者も安心!世界トップクラスの研究実績と信頼

保護者の方にとって「大学のレベルや実績」は気になるポイントです。JCUは海洋生物学分野において世界No.1の引用数(研究が世界中で参考にされている数)を誇った実績があり、世界中の海洋学者が集まる権威ある大学です。

治安の良いクイーンズランド州にあり、留学生のサポート体制も万全。世界基準の質の高い教育が保証されています。

③ 授業料が25%OFFに!留学生向けの充実した奨学金制度

海外大学への進学にネックとなりがちな費用面ですが、JCUには優秀な留学生を対象とした「International Excellence Scholarship」という奨学金があります。条件を満たせば、卒業までの授業料が25%減免されるため、費用対効果(ROI)の面でも非常に優れた選択肢となります。

どっちを選ぶ?「海洋科学」と「海洋生物学」の違い


JCUで海洋学を学ぶ場合、代表的な学士号(学部)として以下の2つがあります。名前は似ていますが、学ぶアプローチが異なります。

【海洋科学】Bachelor of Marine Science

『海と地球のシステム全体を解き明かす』
海流や水温、海の化学的な変化、海底の地形などが、海全体にどんな影響を与えているのかを幅広く学びます。「気候変動で海はどう変わるのか?」「海の資源をどう守るか?」といった、地球規模の環境問題にアプローチする学問です。

【海洋生物学】Bachelor of Science – Marine Biology Major

『海の生き物とサンゴ礁の生態系を守る』
魚やサンゴ、ウミガメといった「海の生き物そのもの」にフォーカスします。海洋生物の生態や進化の歴史、川と海が交わる場所(汽水域)での生き物同士の関わり合いなどを深く探求し、「なぜサンゴは白化するのか?」などの謎を解き明かします。

迷ったらコレ!あなたにピッタリなのはどっち?

【海洋科学】がおすすめな人

☑ 海水温の上昇や気候変動などの「環境問題」を解決したい

☑ 海図の作成や、海のデータを分析する最新技術に興味がある

☑ 生き物だけでなく、波や海流、地球の仕組みそのものが好き

海洋全体の仕組みや海洋環境を幅広く学びたい人には「Marine Science(海洋科学)」がおすすめです。
【海洋生物学】がおすすめな人

☑ とにかく「海の生き物(魚、イルカ、サンゴなど)」が大好き

☑ 生き物がどうやって進化し、環境に適応しているのか知りたい

☑ 将来は水族館や海洋保護区などで生き物に直接関わりたい

魚やサンゴなどの海洋生物や生態系を深く研究したい人には「Marine Biology(海洋生物学)」がおすすめです。

卒業後の進路は?「海を仕事にする」具体的なキャリア


「海を学んで、将来どんな仕事に就けるの?」という疑問を持つ方は少なくありません。JCUの卒業生は、オーストラリア国内だけでなく世界中で、その専門性を活かして活躍しています。

主な就職先・キャリアパス
・海洋生物学者・研究者: 大学や国の研究機関で、生態系や新種の発見に挑む
・環境コンサルタント: 企業や政府に対して、環境保護のアドバイスを行う(※近年非常にニーズが高く、安定した収入が見込める職業です)
・自然保護官(レンジャー): 海洋国立公園やグレートバリアリーフなどの自然保護区の管理
・水族館の飼育員・教育担当: 海の生き物の魅力を一般の人に伝える
・水産資源の管理者: 持続可能な漁業や養殖業のマネジメントを行う

環境問題への意識が世界中で高まっている今、「海洋学の専門知識×高い英語力」を持つJCUの卒業生は、国際的な就職市場で非常に強力な武器を持っています。

JCUの入学条件と授業料


【海洋科学】Bachelor of Marine Science
学位Bachelor of Marine Science(海洋科学)
主な学問分野総合海洋科学(物理・化学・地質・環境管理・生物の融合)
主な研究対象海洋のシステム全体、水質循環、海底地形、気候・海洋変動
学習する技術海洋観測、センサー、海底マッピングなど
向いている人海洋環境を幅広く学びたい人
物理・化学・地学を網羅し、環境政策や資源管理に興味のある人
卒業後の進路海洋科学、環境管理、資源管理、海洋技術など
入学時期2月、9月
期間3年
授業料年間A$47,355(2026年度)
入学条件高校の成績
評定平均3.8以上(目安)
高校での履修推奨科目:数学、化学

英語力
IELTS Academic 6.0以上(各6.0以上)
Marine Scienceはこんな学生におすすめ
* 海洋環境全体に興味がある
* 気候変動と海の関係を研究したい
* 海流・水温・海底地形などに興味がある
* 化学や物理、地学などの自然科学が好き
* 海洋資源の持続可能な利用に興味がある
* GISやデータ分析、海洋観測技術に興味がある
* 将来、環境管理や海洋資源管理に関わりたい

【海洋生物学】Bachelor of Science – Marine Biology Major
学位Bachelor of Science – Marine Biology Major(海洋生物学)
主な学問分野海洋生物科学(生体機能・生態学・分類学・保全生物学)
主な研究対象海洋生物(サンゴ、魚類、無脊椎動物、海洋哺乳類、藻類)
学習する技術遺伝子シーケンサー、行動観察用AI、水槽実験システム、潜水観察
向いている人海洋生物の生態探求やサンゴ礁生態系の保全活動に興味のある人
卒業後の進路海洋科学、環境管理、資源管理、海洋技術など
入学時期2月、9月
期間3年
授業料年間A$42,477(2026年度)
入学条件高校の成績
評定平均3.5以上(目安)
高校での履修推奨科目:数学、化学

英語力
IELTS Academic 6.0以上(各6.0以上)
Marine Biology Major(海洋生物学)はこんな学生におすすめ
* 魚やサンゴなど海洋生物が大好き
* 生物学が好き
* 海洋生物の生態や進化を研究したい
* サンゴ礁の生態系に興味がある
* 海洋生物の保全に関わりたい
* 海洋生物学者や研究者を目指したい
* 水族館、環境保全、研究機関などに興味がある

JCU奨学金|授業料が25%OFFになる「International Excellence Scholarship」

JCU(ジェームズクック大学)では、日本からの留学生も対象となる「International Excellence Scholarship」が提供されています。

この奨学金が適用されると、入学から卒業までの授業料が25%OFFとなります。

Marine Science(海洋科学)とMarine Biology(海洋生物学)、それぞれのコースで奨学金適用後の費用を比較してみましょう。

例)Marine Scienceの場合(海洋科学)
Bachelor of Marine Science(Marine Science)は、3年間の学士課程です。奨学金が適用された場合、3年間でA$35,517(日本円で約4,084,455円)相当の授業料負担を軽減できる計算になります。
正規授業料年間A$47,355×3年間=A$142,065(日本円で約16,337,475円)(2026年度)
奨学金適用後年間A$35,516×3年間=A$106,548(日本円で約12,253,020円)(2026年度)
3年間の軽減額A$35,517(日本円で約4,084,455円)(2026年度)

例)Marine Biologyの場合(海洋生物学)
Bachelor of Science – Marine Biology(海洋生物学)は、3年間の学士課程です。奨学金が適用された場合、3年間でA$31,857(日本円で約3,663,555円)相当の授業料負担を軽減できる計算になります。
正規授業料年間A$42,477×3年間=A$127,431(日本円で約14,654,565円)(2026年度)
奨学金適用後年間A$31,858×3年間=A$95,574(日本円で約10,991,010円)(2026年度)
3年間の軽減額A$31,857(日本円で約3,663,555円)
海外の大学の授業料はとても高額です。25%の割引が3年間継続されることで、総額で数百万円単位の負担を軽減できるのは、JCUへの進学を検討するうえで大きなメリットとなります。

「私にもできる?」日本の高校からJCUへ進学するステップ


JCUには、豪州大学の多くで提供されている「ファウンデーションプログラム」はなく、日本の高校を卒業したら直接学士課程に入学します。

入学条件は、「高校の成績で一定基準を満たしていること」と「IELTS 6.0相当の英語力」です。
高校の成績Marine Science(海洋科学)
評定平均3.8以上(目安)

Marine Biology(海洋生物学)
評定平均3.5以上(目安)
高校での履修推奨科目数学、化学
英語力IELTS Academic 6.0以上(各6.0以上)
IELTSのスコアが足りなくても大丈夫。JCUには現地に提携している英語学校があり、そこで英語コースを受講することで、JCUへの入学が認められるようになります。

出願の準備はいつから始めるの?

高校3年生一学期目の成績が出てから出願できるようになります。

出願に必要な書類は、
* 高校の成績表(和文・英文)
* 英語試験のスコア
* パスポートコピー
の3点です。

まずは英語試験を受験しましょう

高校卒業後の大学進学に向けて、高校3年生の夏〜秋ごろに英語試験(IELTS)を受験しておきましょう。日本では日本英語検定協会JSAF-IELTS公式テストセンターでIELTSを受験できます。
日本英語検定協会
https://www.eiken.or.jp/ielts/
JSAF-IELTS公式テストセンター
http://www.jsaf-ieltsjapan.com/?p=431

JCUの海洋科学・海洋生物学に関するよくある質問(FAQ)

Q.Marine ScienceとMarine Biologyの違いは何ですか?
A.Marine Scienceは海洋・沿岸システム全体、Marine Biologyは海洋生物と生態系により重点を置いて学びます。

Marine Scienceでは、海洋の物理・化学・地質・生物などを幅広く学び、海洋環境や資源を総合的に理解します。

Marine Biologyでは、魚、サンゴなどの海洋生物の生態、進化、生物学的機能などをより深く学びます。

出願では「海そのものの仕組みに興味がある」ならMarine Science、「海の生き物を研究したい」ならMarine Biologyを選びましょう。
Q.日本の高校を卒業してJCUに入学できますか?
A.はい、日本の高校卒業資格を含め、JCUが認める高校資格・成績を満たしていれば、出願できます。

JCUでは、海外の高校を卒業した学生について、国別のAcademic Entry Requirements(入学条件)を設定しています。日本の高校生の場合も、日本の高校で修めた成績をもとに入学審査を受けることができます。
Q.高校では生物を履修していないとMarine Biologyに進学できませんか?
A.必ずしもそうとは限りません。
Marine Biologyでは大学で生物学を基礎から学びます。もちろん高校で生物を履修していることで、大学の授業によりスムーズについていくことができますが、Marine Biologyへの出願にあたって高校での履修を推奨されている科目は、化学と数学です。
Q.Marine Scienceでは数学や化学も勉強しますか?
A.はい。
JCUのBachelor of Marine Scienceでは、海洋を生物学だけではなく、物理・化学・地球科学などの視点から理解します。そのため、「海が好き」だけでなく、数学や化学などの自然科学にも興味がある人に適した学位です。
Q.英語力はどのくらい必要ですか?
A.IELTS(Academic) 6.0(各スキル6.0)が必要です。
しかし、出願時にスコアが不足していても問題ありません。JCUには現地に提携している英語学校があり、IELTSスコアが足りない方はそこで英語コースを受講することで、JCUへの入学が認められるようになります。

<<提携英語学校>>
・Cairns College of English and Business(ケアンズ)
・Townsville International English School(タウンズビル)
Q.JCUではグレートバリアリーフで実習できますか?
A.はい。
JCUでは、グレートバリアリーフ周辺のサンゴ礁、島、海草藻場、マングローブなどを利用したフィールドワークが行われています。
また、Orpheus Island Research Stationで研究を行う機会もあります。
Q.海洋生物学を卒業すると、どんな仕事がありますか?
A.「研究者」としての道はもちろん、それだけでなく、環境保全、政策、資源管理、環境コンサルティング、政府機関、民間企業など、幅広いキャリアに繋がります。
Q.海洋系の学位を卒業した後、大学院へ進学できますか?
A.はい。
JCUにはMaster of Marine Biologyなどの大学院課程がありますし、他の国や大学の研究修士・博士課程に進むこともできます。
将来「研究者」を目指す方は、BachelorからHonours(優等学位)、Master(修士)、PhD(博士)などへ進み、さらに専門性を高めることも可能です。
Q.Marine ScienceとMarine Biologyのどちらを選べばいいか分かりません。
A.「海の何を研究したいのか」を考えてみましょう。
「海洋環境、海流、水温、海底、気候変動など、海そのものに興味がある」ならMarine Science。

「魚、サンゴ、海洋生物の生態、進化、保全などに興味がある」ならMarine Biology、という選び方の一つの目安になります。

ただし、高校生の段階で全て決めておく必要はありません。この2コースでは、特に1年次に履修する科目が類似・重複しているため、入学後に現地でコースを変更することも可能です。
Q.JCUの奨学金を申請したいです
A.奨学金の申請は不要です。
出願と同時に自動的に奨学金の審査も行われるため、別途申請する必要はありません。

大学公式には「出願時に提出する成績が優秀であること」が条件とされていますが、これまでのJCU進学者は全員が25%OFFの奨学金を受給しています。成績面で一定の条件を満たす必要はあるものの、実際の受給実績からも、JCUへの進学を目指す学生にとって利用しやすい奨学金制度といえるでしょう。
Q.授業料も含めて留学全体でどのくらいの費用がかかりますか?
A.(例)海洋科学コースの場合、3年間でトータル2,300万円ほどを目安にお考えください。

※内訳:授業料1,225万円+生活費1,000万円(2026年8月現在のレートでの参考値)

しかし、オーストラリアの大学の学費は、入学年度に固定されるのではなく、在学中の各年度において、その都度定められた金額が適用されることが通例です。そのため、留学計画の予算策定にあたっては、この年次における学費の上昇分(5%前後の上昇)をあらかじめ見込んでおく必要があります。

また、留学資金を日本円で準備する場合、必要となる最終的な金額は、日々の為替レートの変動に大きく左右されることも、重要な点としてご理解ください。

留学カウンセラーから一言


『あなたの「海が好き」を世界で通用する力に!』
気候変動やサンゴの白化など、世界の海は今、さまざまな課題に直面しています。「海が好き」という純粋な気持ちは、世界を変える大きなエネルギーになります。

JCUでの学びは決して楽なことばかりではありませんが、世界中から集まる同じ志を持った仲間たちと、本物の海で調査に明け暮れる日々は、一生の財産になるはずです。

「今の学力で行けるのかな?」「費用の詳しい見積もりが知りたい」といった保護者の方の現実的なご相談から、「どんな魚が見られるの?」といったワクワクする疑問まで、どんなことでもお気軽にご相談ください。JCUに入学するための最適なルートを一緒にプランニングしていきましょう。

当社について、安心の現地サポート


オーストラリア留学センターは「卒業まで見守る」留学エージェントです

シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、アデレード、ゴールドコースト、東京に直営オフィスを持つ、唯一の日系留学エージェントです。

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詳細な所在地やスタッフについては「当社について」「スタッフ紹介」をご覧ください。

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当社のカウンセラーは、オーストラリア政府公認の教育カウンセラー資格PIER(Professional International Education Resources)を保持し、専門知識を持つプロフェッショナル「QEAC」として正規登録されています。

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※備考※
・本記事は2026年8月現在の情報に基づいており、コース概要や入学基準は変更されることもございますのでご留意ください。
・学費は毎年改定されます。本記事では2026年度学費をご案内しております。
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(QEAC登録番号H318)
留学カウンセラー歴17年。私自身もオーストラリア、カナダ、アメリカへの留学を経験した元留学生です。言葉や文化の違い、将来への期待と不安を実際に経験したからこそ、一人ひとりの気持ちに寄り添ったサポートを大切にしています。 これまで日本とオーストラリアの両オフィスで、多くの学生の留学をサポートしてきました。最新の入学情報や現地での生活、卒業後の進路までを見据え、一人ひとりに合った留学プランをご提案します。 特に、高校卒業後の大学進学サポートが得意です。「何から始めればいいか分からない」「自分の英語力で大丈夫?」そんな不安も、ぜひお気軽にご相談ください。あなたの目標や希望に合わせて、最適な留学プランを一緒に考えていきます。 このカウンセラーに質問する

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