ブロック工(Bricklaying and Blocklaying)

コースで学ぶ内容


建築・建設業は、オーストラリアで急成長している産業で、3500億ドル以上の収益を上げており、オーストラリアの国内総生産の約8%を生み出しています。

このコースは、建築・建設業界の中でも、特にレンガとブロック(石)積みに特化したスキルと知識を身につけ、レンガ職人やブロック職人(ブロック工)となるためのコースで、オーストラリアのTAFEでは、メルボルンもしくはパースで学ぶことができます。

下記は、ビクトリア州で最も技術的に進んだ建築・建設施設を誇る、メルボルンの専門学校Melbourne Polytechnic(メルボルン・ポリテクニック)Heidelberg(ハイデルバーグ)キャンパスのコース詳細です。

Certificate III in Bricklaying and Blocklaying(1年)

レンガやブロックの積み上げ、水平出し、一般的な解体、ベニア建築、構造的石工、アーチの設計と建設、暖炉の建設など、レンガ職人やブロック職人として必要なスキルと知識をすべて網羅した実践的なコースです

コースは、自分のペースで進めていくことができるよう、オンキャンパスでの学習と、デジタルプラットフォームを通じて行われるコースワークで構成されており、資格を持った業界経験豊富なインストラクターによる細かな指導が受けられます。

広大な専用施設では、実際の大きさのプロジェクトに取り組みながら、実社会で必要とされる課題をこなしていきます。

屋外で作業をすることが好きで、手と目のコーディネーションに長けており、きちっと正確な作業を行える方に適したコースです。

コア科目例
Implement a retaining wall project
擁壁プロジェクトの実施
Handle and prepare bricklaying and blocklaying materials
レンガとブロック積みの材料の取り扱いと準備
Use bricklaying and blocklaying tools and equipment
レンガ積みとブロック積みの道具と設備の使用
Carry out masonry veneer construction
石積みベニヤの施工を行う
Carry out cavity brick construction
空洞レンガの施工
Lay masonry walls and corners
石積みの壁と角の施工
Lay multi-thickness walls and piers
複数の厚さの壁と橋脚を配置する
Install flashings and damp proof course
フラッシングと防湿コースを設置
Construct masonry arches
石積みのアーチの施工
Construct curved walls
湾曲した壁の施工
Construct masonry structural system
石積み構造システムの構築
Carry out setting out
セッティングの実施
Apply basic levelling procedures
基本的なレベリング手順の適用
Erect and dismantle restricted height scaffolding
高さ制限のある足場の組み立てと解体
Work safely at heights
高所での安全作業
Work effectively and sustainably in the construction industry
建設業において効果的かつサステナブルな作業を行う
Plan and organise work
作業を計画し組織化する
Conduct workplace communication
職場でのコミュニケーション
Carry out measurements and calculations
測定と計算の実施
Read and interpret plans and specifications
計画や仕様書を読んで理解する
Apply WHS requirements, policies and procedures in the construction industry
建設業における健康と安全の要件、方針、手順
選択科目の一例
Lay paving
舗装の敷設
Construct masonry steps and stairs
石造りの階段や段差の建設
Construct fireplaces and chimneys
暖炉と煙突の施工
Install fire-rated masonry construction
耐火性石造建築の施工
Construct decorative brickwork
装飾レンガの施工
Construct battered masonry walls and piers
石積みの壁と桟橋を作る
Lay segmental paving
セグメント舗装の敷設
※上記は2024年のMelbourne Polytechnic(メルボルンポリテクニック)の情報です。
※科目は産業界と協議の上で選定されており、学校やキャンパス、時期などで変わる場合があります。


英語力はどれぐらい必要?


メルボルンポリテクニックは、Certificate III in Bricklaying and Blocklayingコースに直接入学する場合の英語力として、

IELTS Academic 5.5(各項目5.0以上)または
TOEFL iBT 46(W19/S16/R10/L9以上)または
Cambridge English B2 First(FCE) 162(各154以上)または
同等レベルの英語力証明が必要*としています。

*ただし、Certificate III in Bricklaying and Blocklayingコースへの直接入学を前提に学生ビザ(Subclass 500)を申請する場合、ビザ申請時にIELTS Academic 6.0または同等レベルの英語力証明が求められます

英語力が足りない場合はどうすればいい?

メルボルンポリテクニック提携の英語学校をセットにした留学プランがあります。まず、はじめに英語コースに通い、指定のコースを修了することで、IELTSやTOEFLの提出が免除され、そのまま専門コースに進学できます。

その際、英語コースにどれだけ通えばいいか?は、個々の英語力により異なります。まずは日本でIELTS Academic、または、TOEFL iBTのどちらかを受けられた後、その結果をこちらよりお知らせください。

オーストラリア留学センターは、メルボルンポリテクニックの公認出願窓口です。ご自分で学校に直接申し込むのと同じ費用で、有資格留学カウンセラーによる入学手続き代行、現地6都市でのサポートが受けられます。留学を真剣にお考えの方はぜひご利用ください。

専門学校で取得できる資格

オーストラリアの専門学校では、コース期間(内容)に応じて、Certificate、Diploma、Advanced Diploma などの資格が得られます。これらの資格は、その教育制度の違いから、日本で相当する資格がありません。しかしながら、Diploma(ディプロマ)レベルの場合、コースによっては取得に 2年を費やすものや、大学での単位 1年分に相当する場合があることなどから考えると、準学士に相当するとも言われています。
キャリアアップのために専門学校をお考えの方には、Diploma レベル以上の取得を目指すのが良いでしょう。
 

専門学校から大学進学へのステップ

TAFEやカレッジで Diploma(ディプロマ)を取得した場合、各教育機関が提携している大学の関連コースへ進学または編入が認められる場合があります。
(コースによる異なりますので、詳細はぜひお問合せください)

こんな仕事 & キャリアに役立ちます

レンガブロック職人
建設・建築会社
下請け業者

コースを開講している学校一覧

*授業料は 1セメスタ(6ヶ月)あたりの金額となります
都市学校コース期間授業料*
メルボルン Melbourne Polytechnic - メルボルン・ポリテクニック Bricklaying and Blocklaying 1年 9300ドル
パース TAFE WA - South Metropolitan TAFE - テイフ・西オーストラリア・サウス・メトロポリタン・テイフ Bricklaying and Blocklaying 2年 6690ドル

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