卒業が厳しいといわれるオーストラリアの大学をあえて選びたかった
父親が外国人で英語を聞く機会が多く、自分も元々英語や海外に興味がありました。
そんな中、高校卒業後の進路を考えた時、日本の大学で遊んでいる人も多く、せっかくお金を使って勉強するなら、入学はそれほど厳しくないけれど、卒業は厳しい海外の大学を選んだ方が自分の将来に役に立つと思い、留学を決意しました。
オーストラリアを選んだ理由は、イギリス、アメリカより大学の授業が実践的だと聞き、オーストラリアに決めました。
中でもパースを選んだ理由は、都市と緑が融合していて、大都会には無い魅力を感じたからです。
ワーキングホリデーで渡航
ワーキングホリデーでまず海外生活をスタートし、その国に慣れ、英語学校に行き、英語学校卒業後は大学進学費用を稼ぐためにも働きながら英語力を上げる道を選びました。
語学学校はレクシスイングリッシュに通っていましたが、仕事と両立しながら勉強するというかなりストイックな生活をしていました。この時は勉強に仕事にと忙しい毎日でした。
ワーキングホリデーから学生へ。進学へ向けてのステップ
ワーキングホリデーで1年過ごし、次のステップとして大学進学を考えた時、TAFEから大学編入をした方がトータルの学費が安く抑えられると、オーストラリア留学センターからアドバイスをもらい、
パースのTAFEのDiploma of Businessに進学することにしました。
TAFEの進学英語コースEAP10週後、Diploma of Business1年間コースに入学、卒業後は
エディスコーワン大学2年に編入する予定です。
TAFEでの進学英語の勉強
TAFEのEAPコースでは、毎週エッセイの課題、グラフの説明やトピックを与えられ、いろいろなタイプのエッセイ、レポート提出が大変でした。
コース最後には1000単語のレポート提出があり、かなり苦しみましたが、無事卒業できた時には達成感でいっぱいでした。
語学学校の後のビジネスコース
Certificate 4 in Businessコースでは、会社運営のハザードリスクマネージメント、商品の広告の仕方を2000字のレポートにまとめる課題があり、自分はオーストラリアで有名なCancer Councilという日焼け止めの商品について、他社との比較、活用性を含めた広告をまとめたレポートを作り、プレゼンテーションしました。
プレゼンテーションはなるべく字を載せず、見やすい形でスライドショーに流し、言いたいことは覚えて言う。こういうプロジェクトは今までやったことがなく、最初は、クラスメートにオーストラリア人学生がいっぱいいる中、自分は英語もまだまだで、やっとやり遂げられたという感じでした。
でも今はオーストラリア人クラスメートともバーベキューも行ったり、課題を一緒に勉強したり、楽しく過ごせるようになりました。
Diploma of Businessコースでは、Platinum Eventsという架空の会社を学校で設立し、Dementia Care(痴呆症患者のケア)のシンポジウムを開くためのイベント制作をするために4つのデパートメント(マーケティング、人事、アドミニストレーション、コミュニケーション)を作った後、各部門で仕事を手がけています。
スポンサーを取ったり、場所を決めたり、予算を考えたり、ゲストスピーカーを探して手配したり、実際に存在するかのように会社を運営するという貴重な経験をしています。
お金のかからないパースの遊び
ラーメン屋さんでアルバイトをしている時以外は、休日はスカボロビーチのすぐ近くに住んでいるので、ビーチに行ったり、ピクニックに行ったり。パースは自然がたくさん。遊ぶのにお金がかからないのがいいですね。
留学は怖いものじゃない
留学することは、怖いことでは無いということを最初に。
外国に進学する文化が馴染んでいない日本では、人と違う道を歩むことを恐れてしまうかもしれないけれど、あなたが選んだ道は、間違っていることはないです。
自分のしたいことに従い、海外に出たい!と思ったら、恐れず出てみて下さい。
スタッフからのコメント
日本では元ラガーマンの吉野さん。つらい勉強も高校時代のラグビーの練習に比べたら全然苦になりませんと笑っていました。大変なことがあっても、いつも自分で頑張って解決し、乗り越えている吉野さんをこれからも見守っていきたいと思います。