This Conditional offer is subject to you meeting the required level of English – overall IELTS 5.5 with NO BAND lower than 5.0 or equivalent to meet the English language entry requirement.
条件付き入学が認められる中で、最も多い条件と言えますが、進学を希望する教育機関(TAFEや大学)が指定する期限までに、IELTS、TOEFLなど検定英語試験による英語力証明「英語力基準をクリアする」という条件です。
上記はこのコースに参加するためには「IELTS5.5(各サブスコアは5.0以上)に相当する英語力」とした条件が求められています。また、この英語力証明については、学校が独自に行なうテストをパスすることで、英語力の証明と見なす場合もあります(グリフィス大学等で実施しています)。
規定のコースを終えている
Special Conditions:
Upon successful completion of the IES English Pathway Program (EPP) you will enter the IES Foundation Year Extended Program – commencing 04 January 2021.
また、提携する英語学校のダイレクトエントリーコースやファウンデーションプログラムを受講するということを条件に、入学が認められる場合もあります。
上記は、クイーンズランド大学のファウンデーションコースを運営している、IES Collegeの入学条件ですが、ファウンデーションコース(Extend Program)に参加するための条件として、事前にIESのEnglish Pathway Program(英語コース)で規定の成績を修めることが求められています。
Special Conditions:
Successful completion of English for Academic Purposes (EAP 1 Standard or Extended) with 50% or higher
上記は、クイーンズランド工科大学(QUT)のDiplomaコース進学条件ですが、進学英語コース1(EAP1)を50%以上の成績で修了することが条件という意味です
ただ、このような事前に英語コースに参加するという条件は、基本的には「規定の英語力を身につけている」という意味でもあります。そのため、上記のような条件が求められていても、事前にIELTSやTOEFL等の英語力検定試験を受け、規定の英語力基準に達することで、条件を満たすこともできます。
成績(GPAやWAM)基準をクリアする
Special Conditions:
You must complete your current semester (2020) and the next semester (2021) of your current Bachelor’s program at University and achieve an overall average of 75% or above.
Special Conditions:
You must successfully complete Kotogakko 3 with grade average of 2.8. Please forward certified true copies of your academic
transcript and graduation certificate.
現在、何らかの教育機関に在籍しており、卒業後にオーストラリアの大学進学等を検討している場合、現在在籍されている教育機関での成績(GPAやWAM)が一定上のスコアをクリアしていることが条件となります。
上記はそれぞれ成績条件となりますが、上段は「現在在籍している大学にて、2020年後期の成績及び、2021年前記の成績で75%以上の成績を修めていること」が条件となります。下段も同じく成績条件となりますが「高等学校卒業時(高校3年修了時)の成績で、GPAが2.8以上」になります。
この成績条件を求められた場合は、対象期間の成績が届き次第、追加書類として進学希望の大学に提出します。
個別の成績基準をクリアする
成績基準については、上記のようにGPAやWAMとして「コース全体の成績」が見られますが、個別の科目に対しても基準が設けられている場合があります。
Special Conditions:
Meet the course prerequisites for Mathematics.
例えば、上記の条件は「数学の条件を満たすこと」となります。この個別の科目に関する入学基準は、入学を希望する大学によっても様々な為一概にはお伝えできませんが、現在高校に在籍しており、”これから”科目を選択できる場合は、事前にこのような情報がわかるのは非常に有利と言えます。
ただ、上記のような条件をつけられたものの、数学には自信があり「すでに規定の科目や成績は十分入学基準はクリアしている」と考える方もいらっしゃいます。もちろん、すでに数学関連の科目は終えており、今から数学が取れないという方もいらっしゃるかもしれません。
その場合、現在の学習で数学科目の前提条件を満たしていることを証明する必要があります。例えばメルボルン大学などであれば、統計学、微積分、代数学を最低でもカバーした数学関連科目のシラバスを提出し、シラバスの詳細には、カバーされているトピック/テーマ、評価方法、リーディングリスト(あれば)が記載されている必要があります。
また、シラバスについては、オーストラリアの教育機関に提出する際、最初の1ページ目は必ず、教育機関のレターヘッドを使用し、且つ英文で提出する必要があります。仮にシラバスが英語で提供されていない場合は、公式の英訳も提出する必要があります。
個別の成績基準をクリアする(その2)
Special Conditions:
Meet the course prerequisite for one of Chemistry or Biology with Unilearn Chemistry or Unilearn Biology
先述した数学の場合とは違い、もともと指定された科目自体を選択していない且つ、すでに学校を卒業しており、今から指定された科目が取れないという方もいるかと思います。その場合、オーストラリアではUnilearnと呼ばれるコースがあり、これは特定の科目”だけ”を学ぶことができるコースです。
例えば上記の場合は、ChemistryまたはBiologyで規定の成績を収めていることが入学条件となりますが、高校等で一切それらの科目をとっていない場合、Unilearnを受講することで、ChemistryまたはBiologyの”個別成績”を得ることができます。
また、このUnilearnは主にオンラインコースとして行われるため、日本に滞在しながら受講することが可能です。ただ、Unilearnの注意点としては、「対象のコースを終了すれば入学が認められる
」わけでは無い点です。
主にUnilearnは、18〜26週間ほどでコースが終了するカリキュラムがくまれていますが、このスケジュールは各受講生が決めることができます。ですが、最低220時間は教科書を利用した学習があり、その他、宿題、読書時間、チュートリアルヘルプ、進捗テスト、課題/アクティビティなどがありますから、多くの学生はコースを修了するために540時間程かかるとされています。
その上で、コース期間の進捗テストで規定の成績を修め、最終的に60%以上の成績でコースを修了した場合にのみ、”最終テスト”を受けることができます。この最終テストの成績を元に、大学は成績査定を行いますので、言い換えれば、Unileranのコース期間中で60%以下の成績だった場合、最終テストが受けられない→成績として認められないことになります。
さらに、各科目に応じた成績条件(Mathematicsであれば60%以上、Biologyであれば75%以上等)を、大学が設けているため、Unilearnでコースを修了し、単に規定の成績でコースを修了しただけでは、条件を満たしたと言えません。当社のお客様でも、Unilearnを受講された方は決して多くはありませんが、詳しくはお問い合わせください。
アドバイス的な案内も
Special Conditions:
Please note that as your grades for mathematics were comparatively low, it may be necessary to engage a private tutor at your additional expense, should you find the mathematics component of the Foundation Year difficult to successfully complete. We will advise you of the need for this as the course progresses.
また、「条件付き入学」とは若干違いますが、Conditionの項目の中にはアドバイス的な案内が記載されていることもあります。
上記の生徒さんは、最終学歴の数学のスコアが若干低いため、コース参加後に授業について生きにくくなった場合、状況によっては家庭教師(Tutor)を利用することも、視野に入れておくべきという案内です。
家庭教師をつけなければ入学できないと言う条件ではありませんが、「必要によっては家庭教師を依頼することを理解している」という条件といえます。
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