【体験談】最大の価値は、教育を深く学べたこと!TAFEでチャイルドケアの学士を取得

近藤 翔太さん | シドニー | TAFE NSW Western Sydney | 2年6か月
ワーキングホリデーでの渡航後、将来につながる資格を得ようとスタートした幼児教育コースですが、学ぶうちにどんどん楽しくなり、学士号を取得した翔太さん。
TAFEでの学士号、Nirinmbaキャンパスとも、日本人が少ない環境で学んだ翔太さんに学校生活について、お話を伺いました。

翔太さんの留学プラン
・2017年7月〜2019年6月 (2年間)
私立専門学校Diploma of Early Childhood Education and Careコース



・2019年7月〜2021年12月(2.5年)
TAFE NSWBachelor of Early Childhood Education and Careコース

オーストラリアに渡航をしたきっかけは何ですか?



もともとはワーキングホリデーで来豪しました。
大学4年生の時、日本で皆と同じように就活していたのですが、過去にオーストラリアに2度行ったことがあったので、ずっと戻りたいと思っていました。そのため、半年就活をしましたが、一度就職すると仕事を辞めるのも難しいかなと思い就職前に行くことを決めました。ワーホリを選んだ理由は、仕事経験もできて、旅行もできる比較的自由なシステムに惹かれたためです。

なぜチャイルドケアを勉強しようと思ったのですか?

ワーホリで様々な経験したあと、しっかり就職につながる資格を取りたいと考えていたのですが、その中で自分には一番教育があっていると思ったのでチャイルドケアの勉強をすることにしました。実際に勉強し始めるとなかなか面白くて、もともとはディプロマまでの予定でしたが、もっと上のレベルを目指したいと思ったので、最終的には延長をしてバチェラー(大学・学士)まで続けました。

TAFEやNirimbaキャンパスを選んだ理由を教えて下さい。



総合大学に比べて学費が安かったのと、大学よりもTAFE卒業生のほうが実習を多くしている分、職場で活躍していると聞いたからです。例えば、クラスが少人数制ということもあり、他の学生の前に出て、先生としてアクティビティ等を披露する機会も多く、そういう意味で自分が実際に現場で働く時も緊張することなくできました。

また、TAFEの学士に行こうと決めたのが専門学校を修了した後だったので、申し込みをしたときには既にシティのキャンパスは満席で入れなかったので、Nirimbaキャンパスでスタートをしました。1学期が終わったらキャンパスを変更しようと思っていましたが、このキャンパスの先生や友達、環境が良かったので、結局最後までNirimbaキャンパスに通いました。

Nirimbaキャンパスは、ひとまずシティから遠かったです。が、田舎に近い雰囲気でキャンパスもシティのキャンパスと比べ広く、Western Sydney Universityと隣接していましたが、どこが境目かわかりませんでした。

日本の大学と比べ、オーストラリアの大学はどうでしたか?

日本は一回入学してしまえば、単位さえ落とさなければ簡単に卒業できますが、オーストラリアはそうではなく、真面目に課題をやりこなさないと卒業は難しいと思います。オーストラリアの大学では勉強量も多く、一つのテーマでも、とても深いところまで勉強しました。

TAFEの先生や同級生はどんな方達でしたか?



Nirimbaキャンパスの学士の学生は、比較的海外の留学生が多かったです。私の入学した年は人数が多く、2つのクラスに分けて勉強していました。50人くらいだったと思います。留学生はアジア圏が多く、ヨーロッパ出身の学生も数人いました。そのほか現地の学生も一緒に勉強していました。

先生たちは優しく、手厚いサポートも受けました。英語圏の先生が多かったですが、インドなどほかの国のバックグラウンドを持つ先生もいました。課題内容も丁寧に説明してくれて助かった記憶があります。また、毎週オンラインで30分のエッセイ添削の時間があり、予約制でしたが毎週予約をしていました。おかげでライティングの質が上がりました。

ディプロマ(専門学校)から大学への編入で、大きく違うなと思ったことはなんですか??大学での勉強内容について教えてください。



課題が一番の違いです。ディプロマまでは単に質問に答えるだけでしたが、大学ではエッセイ等を実際に書くので、高度な英語力が求められます。例えば、あるトピックをどのように教えるか(例:音楽や算数のコンセプトをどのように子どもに教えるのか、理科の「光」の分野をどのようにわかりやすく教えるか)、教育哲学をどのように自分の教育方針に取り入れるか、などのテーマがありました。大学の授業では、今まで考えたことがなかったことを考えるきっかけを作ってくれた授業がたくさんありました。



自分にとって大学へ進学した最大の価値は「教育を深く学べたこと」です。ディプロマまでは教育の基礎しか学ばなかったのに対して、大学ではもっと深く学べたので、実際の職場において、質のある教育につながっていると思います。

とても楽しかった授業は、Music, Movement and Dramaのクラスで、友達とチームになって実際に演劇をしたことです。1つ童話を選んで、子どもたちに見せるつもりでセリフや動作を決めてパフォーマンスするのですが、衣装を作ったり歌の練習をしたり、準備期間がとても楽しかったです。


実習について教えて下さい。

毎タームに1度(約3週間)実習があります。アクティビティや体験授業をプランして、実際に子どもたちの前でしていました。そのタームで学んだ教科をもとに、カリキュラムプランを立てるよう指示されました。子どもたちがだんだん慣れてきて、名前を呼んでもらえるようになったこと、自分で作ったアクティビティを子どもたちが楽しんでやってくれているのが嬉しかったです。実習課題の量が多いので、毎日センターから帰ってきて家で課題をこなすのが大変でした。タイムマネジメントをいかにできるかが乗り切るためのキーです。

TAFEに通ってよかったことは何でしょうか?



先生のサポートが行き届いてるところです。総合大学は人数が多い分、1人1人にサポートができないのが現状だと思いますが、TAFEは少人数制だったので、授業中に質問もしやすかったですし、必要な時にサポートしてもらいました。特に毎週の英語添削はなかなか総合大学ではできないと思います。

シドニーでの留学生活について教えてください。



シドニーはほかの都市と比べて、交通網が優れていたり、ビーチも多数ありますので、ビーチが好きな人はおすすめです。また、仕事の数も多いので、仕事をゲットしやすいのも魅力かもしれません。現地の友達とどこかに遊びに行ったり、ビーチでBBQをしたのが良い思い出です。

留学中に感じたことと今後の目標について教えて下さい。



積極的にならないと何も達成できないと強く感じました。海外では自分の意見を言うことが重要視されます。誰かが来てくれるのを待っているのではなく、自分から行くことが大切です。オーストラリアは多国籍のこともあり、留学してからいろんな文化やものの考え方にもっとオープンになりました。今後は英語の勉強をもっとして、就労経験を積んで先を目指したいです。

これから来る生徒さんへメッセージをお願いします。



勉強は大変だと思いますが、終わったあとの達成感と自信は必ずやってきます。つらい時はなりたい自分、卒業した時の自分を思い浮かべてモチベーションを高めてください。

事前準備としては、英語は本当に重要です。Bachelorではspeaking, reading, writing, listeningすべてのスキルが求められます。実際に始まる前に5日のwriting courseがあった(エッセイ等の書き方を簡単に教わる)にも関わらず、最初は書く量の多さに戸惑いました。また読むことも多いので、事前に日ごろから英文を読む練習をしておくのがおすすめです。英語力は必要になってくるので英語を勉強して少しでも自信をつけておくことをお勧めします。
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号G176)
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