【体験談】メルボルン大学進学を目指して~ファウンデーションの学生生活~

宮沢麗子さん | メルボルン | Trinity College
メルボルン大学進学を目指して、トリニティ・カレッジのファウンデーションコース(大学準備コース)で勉強中の宮沢麗子さん。高校時代の成績が認められて、トリニティから学費半分免除の奨学金を受けることもできました。

日本とオーストラリアの勉強の仕方の違いに苦労することもありますが、勉強にプライベートに充実した学生生活を送る宮沢さんにお話を伺いました。

メルボルン大学進学を考えたきかっけを教えてください

最初は日本の大学に進学をしようとしていたのですが、受験に失敗してしまいました。元々海外へ行くことには興味があったので、いい機会だと思い海外進学に目を向けました。

海外に興味はありましたが、アメリカにいきなり長期で行くのは不安、イギリスはちょっと遠い等々、場所選びから考え、大学が3年制といった面も気に入り、オーストラリアを選びました。そして、せっかくなら、自分が受験した大学よりも上のレベルを目指したい!と思い、メルボルン大学を目指すことにしました。

留学前はどのように英語を勉強しましたか?

英語は元々好きな科目で、特に受験勉強のおかげもあって、文法やライティングが得意でした。でも、スピーキング、リスニングは苦手だったので、最初は修行のつもりでアイルランドの語学学校へ行きました。語学学校では、できるだけ友達と会話をするために、なるべく誘われたら断らずに一緒に出掛けたりしていました。

私は発音がなかなかうまくできなくて、発音のいい友達に、英語の歌をまねて歌うと発音がよくなるよ!と教えてもらい、一人で英語の歌を歌ったりもしていました(笑)。

トリニティ・カレッジでの勉強について教えてください

数学、アカウンティング、経済、英語、思想史等の科目を受講していて、元々高校では理系だったこともあり、数学やアカウンティングは得意です。日本の高校数学のほうが難しいと思いますが、オーストラリアでは数学は計算機を使って計算をするので、最初は数学そのものよりも計算機の使い方に戸惑いました。

苦手科目は思想史で、日本では学んだことのない内容だったので、最初どうやって勉強をすればいいのかが全くわかりませんでした。ここでいう思想史とは、西洋の昔の学者や出来事からどのように物事を考えたり捉えたりしていくのかを学んだり、歴史から学ぶ失敗例や成功例をどのように応用していくのかを学ぶ教科です。

西洋の古い資料を読んでそれに基づいてエッセイを書きますが、最初はどの様に書けばいいかわからず、チューターに質問をしに行き、勉強方法やエッセイの構成をどうすればいいか等のアドバイスをもらい、少しずつ理解ができるようになってきました。

勉強で特に苦労している面は、日本では暗記中心の勉強でしたが、トリニティの勉強は暗記では通じません。クリティカルシンキングが重要視され、考え方や考えるプロセス、そして答えのないものに対して論理的に導いていく力が必要です。まだ暗記型の勉強に慣れているので、クリティカルシンキングに苦労しています。

トリニティでの学生生活はどんな感じでしょうか?

トリニティでは、マレーシア、中国、インドネシア系の生徒が多いと思います。トリニティに日本人が少ないこともあって、「日本人」ってわかるとみんなリアクションがいいです。

日本のアニメやドラマのこともよく知っていて、特にアニメになると正直私はさっぱり・・・でも、色々な国の人たちと出会うことができて、考え方の違いや文化も知ることができるので、楽しいです。

今は週に2日はアルバイトをしていて、時間がある時は勉強はもちろんですが、友達とでかけたり、カフェが好きなのでカフェめぐりをしています。メルボルンはカフェの街なので、インスタグラムなんかで検索をすると、素敵な写真がいっぱい出てきますね。

学校の勉強よりも、実はアルバイトのほうが大変だなぁ、って感じます。今週2日程アルバイトをしていて、アルバイトをやったことがなかったので、経験がそれほどない、ということに加えて、それなりに責任ある立場になっているので、慣れないことに気を遣います。

今後の将来の計画・目標を教えてください

まだメルボルン大学で国際系を学ぶか、ビジネス系を学ぶか、迷っている部分があります。まずは将来を考えて、何を学ぶかを決めること、そして、トリニティの成績でメルボルン大学に進学ができるかどうかが決まるので、トリニティの勉強をがんばることが目標です。

将来の仕事に関しては、学ぶ分野が定まっていないのでまだ漠然とした状態ですが、人とコミュニケーションを取ることが好きで、トリニティの授業でもグループワークやプレゼンテーションが好きなので、日本で海外と関わり、人と関わるような仕事を考えています。

メルボルン大学進学を考える高校生にアドバイス・メッセージをお願いします

日本の高校で学ぶ文法や受験勉強でするリーディングは、十分オーストラリアで進学する際に通用します。トリニティでも英語の授業はありますが、文法とかを教えてくれるわけではなく、大学で使うアカデミック英語を学びます。

文法やリーディングがしっかりと出来ていれば、トリニティでの英語の授業は楽になります。もちろん、スピーキングやリスニングも必要なので、英語でコミュニケーションを取ることが、スピーキングやリスニング力アップの近道だと思います。

全体的な生活は、日本のほうが便利だと思います。日本のコンビニってすごいなぁ、ってしみじみ感じます(笑)。日本もオーストラリアもそれぞれいいところ、悪いところがあって、感じ方は人それぞれだと思うので、何事にもオープンな心を持ち、あまり気を張りすぎずに、できるだけポジティブに考える様に心がけることが大事だと思います。

オーストラリアもイージーゴイングで、適当なこともたくさんありますが、「オーストラリアはこうなんだ」と知って受け入れる、そうすることで変にストレスもためずに生活をすることができます。
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号H297)
現在はメルボルンからオーストラリア全土の留学相談をしております。色々な情報をインターネットで探せますが、やはり実際はどうなのか、何が本当なのか不安はつきまとうもの。まずはお気軽にご相談ください。考え過ぎて立ち止まるなら、一度動いてみませんか? このカウンセラーに質問する

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