【体験談】学びたいと思ったときが頑張れるチャンス!〜社会福祉を学ぶ

Yoko Kobayashiさん | アデレード | Flinders University | Social work | 1年7か月
日本でソーシャルワーカーとして10年以上のキャリアを持っていた、Yokoさんの大学院体験記です。

留学を決意したきっかけは何でしたか?

社会人で留学を決めたので、英語を学ぶということも含めて、今しかないと思ったからでしょうか。笑

何故フリンダース大学のこのコースを選びましたか?

もともとは1年のコースでコースワークを選びたいと思っていたので、そうなると大学は限られました。内容的には、ソーシャルワークのコースの中で、グリーフやトラウマなどのカウンセリングの科目が充実していると感じたからです。

フリンダース大学で。

大学院の授業について教えて下さい。

私のコースの場合は、コースワークだったので、Generalなオーストラリアの社会福祉の課題とソーシャルワークを学びました。日本と比較して、子供に関わる問題やメンタルヘルスの分野に力を入れているように思います。
このコースにはほとんど日本人学生はおらず、一緒に学ぶ学生の中で日本人は私一人、また半分くらいは他国籍の学生でした。年齢層も幅広く、いろんな世代のさまざまな文化や価値観が行きかう中で学べたことは授業の内容もさることながら、貴重な経験だったと思います。
英語は最初から最後まで苦労しましたが、クラスメイトやメンター(大学から紹介してもらった同じ大学の学生で、課題の理解に対する支援や英語をみてくれました)にずいぶん助けてもらいました。授業を1回で理解することは難しいですが、ほとんどの授業が、Learning Onlineシステムで後程確認できるので、その点、オーストラリアの教育システムは留学生にはありがたい体系になっているように思いました。

大学通学中の1週間のスケジュールについて教えて下さい。また、お休み中はどんなことをしましたか?

コースワークなので、修士論文はなく、基本2年のコースの中で、4つのSemester(学期)のうち、半分の2SemesterはPlacement(日本でいうと現場実習でしょうか)500時間が中心で現場体験をフィードバックする授業2つとのセット。Placement以外のほか2Semesterは、3-4か月の中で4教科、だいたい1教科につき3~4のAssignments(小論文形式1000~5000字前後程度の課題)やグループ、個別のプレゼンテーション課題が出されました。テストはありませんでしたので、およそ12程度の課題をどのように限られた期間の中で対応するか、Semesterが始まった直後にスケジュールだてすることから始めました。

教科は4教科と少ないのですが、だいたいが、講義1~1.5時間、ワークショップ1~2時間とトータル1教科1回2~3時間半の構成となっています。そしてほとんどは聴講のあとにディスカッションがあると思った方がいいです。授業自体は週3-4回位しかないのですが、Semester中はほぼ2週間ごと位のスパンで課題締切に追われ、PCの前に1日中向かっている日々でした。Semesterが始まると終わるまでほぼ休めず、友達とたまにごはんを食べに行くことぐらいでしたが、夏休みは3~4か月あったので、その間にバイトを始めたり、日本に帰って、エネルギーを補給したりして次に備えました。


癒しのトレンスリバー。

大学院の授業でやってよかった、日本ではできなかったという事が有れば教えて下さい。

大学院のコースなので、リサーチ科目は必須で、概念的な授業というよりは、実践的に学べたことは今後も役立てられるように思います。また、トラウマやグリーフカウンセリングの実践で活躍されている先生が実際に講義をしてくれているので、カウンセリングはハードルが高い、他職種の分野というイメージが最初ありましたが、オーストラリアではソーシャルワーカーもカウンセラーも同じように取り組む土台があるようで、カウンセリングの基本的知識を学問的観点から学べたことはよかったです。
ほか、一見、日本でソーシャルワーカーをするには直接関係しないと思われるような、原住民アボリジニや難民など多様な人権問題に関する知識は、当初理解(課題を提出できる程度)するのに抵抗や困難さもありましたが、課題の根源にある問題構造は似ている面もあり、多角度から学ぶことでの気づきや疑問も生まれ、興味深かったです。

大学院で苦労したことや日本の大学との違いはありましたか?

英語が苦手な私には、毎回のディスカッションやグループ課題の時間は本当に大変でした。いろんな国籍、価値観、世代の生徒さんたちと一緒に学ぶので、その中で、互いの価値観や能力を認め合い、一つの作業をともにすることは苦労の連続でしたが、その過程から学ぶことは多かったと思います。違いは前述したようにさまざまありますが、実習(Placement)のシステムはずいぶん違うように思います。ソーシャルワーカーが現場に不在の間接的実習の場合もありました。日本のシステムとは違いますが、それぞれに優れている点、学ぶべき点はあると思いますので、視点を変えて頑張ってください。


学会に参加のチャンスも。

この留学中に考えたこと、感じたことなどあれば教えて下さい。

英語が苦手だった私にとってコースを終了できたことは本当に奇跡のようです。
あきらめるチャンスならいくらでもあったと思いますが、今はあきらめないで、不調なときでもできることからを細々と続けることで、道が開けてくることの繰り返しでここまでたどりついたことは本当によかったと思います。
ただ、たくさんの方も言われていますが、海外で縁者も少なく、第二言語で留学生として大学のコースを乗り切るのはいろんな面で日本では会うこともない困難に出会うこともあります。友達や周りの人に相談しながら1つ1つ価値観を広げ、それが結果的に自分の考えや価値観を深め、他者理解につながる反面、本当に大変なときは方向転換を決める勇気も1つ大事な決定であることにも気づかされました。

留学中一番思い出に残っていることは何でしょうか?

本当にいろんな人が私の留学生活を助けてくれました。家族や日本の友達だけでなく、メンタルな意味でもテクニカル(英語)の面でも地元Adelaideの人たちや留学生の仲間の助けや励ましがあったからこそ、コースを完了できたと思っています。
また意見を述べることは得意ではありませんでしたが、自分の実践を振り返り、表現、分析したことでオーストラリアの実際のソーシャルワーカーからの意見やアドバイスをもらえたことが一番の励みであり、嬉しかった瞬間でもありました。


大学院時代を過ごしたアデレードシティ。

事前の英語の勉強についてこれから来る学生さんにアドバイスはありますか?また勉強しておいたほうが良い内容が有れば教えて下さい。

Academic English(進学英語)の知識は必須です。私は英文科卒業ではないので、これ自体が新しい勉強でした。英語力が課題だった私にとって、勉強の基本的なルールでもあり、スキルでもあるAcademic EnglishをDirect Entry Course*で学んでから大学院へ進学できたことは大きかったと思いますし、これからの業務にもこの知識は役に立つのではないかと思います。IELTSのスコアを達成できた方もAcademic Englishは学んでから進学された方がいいと思います。
*大学と提携している英語学校で規定の成績を取得すると、IELTS等の公式テストを受験しなくても、大学に入学ができる英語コース。

これから来られる方に、これはやってきたほうが良い、覚悟してきたほうが良いということが有れば教えて下さい。

日本のシステムは(日本人にとって)よくできているなぁと感じることがしばしばありました。それは逆に言うと最低保障があるというか、守られているように思いますが、オーストラリアでは自分が発言し動かなければ始まりませんし、交渉するには英語力や度胸も必要です。また言ったところで、どうにもならないことが起きることもあります。学びの他にも、そういった際にどう思考を転換できるか、Positiveに物事をとらえられるかが試されるときでもありますので、そういったことも含めて留学体験と覚悟されておいた方がその際のダメージは少ないのではないかと思います。


シティに一番近いビーチ・グレネルグ

今後のプラン、就職について教えて下さい。

また現場に戻りますが、自分が教育の場面を再経験したことで教育の大切さや面白さに気づきました。オーストラリアの教育から学んだことを活かして、視野を広く持って働いていけたらと思っています。

最後に現在留学を考えている方へのメッセージをお願いします。

学びたいと思ったときが頑張れるチャンスです。最初は途方もないことに思えましたし、想像できなかったことがもちろんたくさんありましたが、1つ1つ小さな課題からクリアし、あきらめないで進めば、ゴールはみえてくると思います。現実的な検討は忘れずに、でも希望を持って、頑張ってください。

スタッフからのコメント

Yokoさんは既に日本でのキャリアが長く大学院で学びたいことが明確でしたので、大学院に入ってからは大変そうでしたが、充実した日々を過ごしていらっしゃったと思います。
大学院に入るまでや大学院に入ってからも、日本の教育機関との違いに苦労をされることが多かったので、無事ご卒業された時は私も本当に嬉しかったです。
既に日本に戻り就職も決まっているYokoさん、院での勉強以外の留学経験もこれからのキャリアに活かしていかれるのだろうなと思っています。ご活躍楽しみにしております!

大学院はある程度しっかりしたキャリアの方が学ばれる場合は、Yokoさんのように学びたいことを学べる大学を事前にしっかり調べることが成功の秘訣になります。

今回Yokoさんが学ばれたコースや内容にご興味の有る方は、是非こちらまでお問合せ下さいませ。

豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号G176)
英語の習得はもちろん、様々な経験やチャンスを得られるシドニー。最終的な目標を是非お知らせ下さい!時間もお金も無駄にしないよう、効率的な方法をご案内します。もちろん、留学中は自分の方向性を見失った時、辛い時にもしっかりサポート。一緒に頑張っていきましょう! このカウンセラーに質問する

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