タイル職人(Wall and Floor Tiling)
コースで学ぶ内容
一般家屋や商業施設、工業地域などで、壁や床のタイル張りを行うための知識を身につけます。タイル工(タイル職人)としての作業は、1枚が少しずれただけで全体の仕上がりに影響するため、作業には几帳面さや集中力、計画性などが求められます。
授業では、水平、垂直、湾曲、傾斜、ねじれなどさまざまな内外面にタイルを張る方法を、実践を交えて学んでいきます。その他、防水処理、様々なタイルの種類、タイルのアクセサリー(装飾)、接着方法、配置パターン、セメント・モルタル、タイル補修技術、職場での安全管理やコミュニケーションなどの科目があります。
また、装飾を主としたタイル張り、一般家庭のプールやスパエリア、足場や高所からの作業など、さまざまな選択科目を提供している学校もあります。
専門学校で取得できる資格
オーストラリアの専門学校では、コース期間(内容)に応じて、Certificate、Diploma、Advanced Diploma などの資格が得られます。これらの資格は、その教育制度の違いから、日本で相当する資格がありません。しかしながら、Diploma(ディプロマ)レベルの場合、コースによっては取得に 2年を費やすものや、大学での単位 1年分に相当する場合があることなどから考えると、準学士に相当するとも言われています。
キャリアアップのために専門学校をお考えの方には、Diploma レベル以上の取得を目指すのが良いでしょう。
専門学校から大学進学へのステップ
TAFEやカレッジで Diploma(ディプロマ)を取得した場合、各教育機関が提携している大学の関連コースへ進学または編入が認められる場合があります。
(コースによる異なりますので、詳細はぜひお問合せください)
こんな仕事 & キャリアに役立ちます
建設業者
住宅リフォーム会社 など
コースを開講している学校一覧
*授業料は 1セメスタ(6ヶ月)あたりの金額となります