オーストラリアで就職(ビジネスビザ取得の道)


オーストラリアで働きたい


オーストラリアで生活(就職)するにはビザが必要です。ワーキングホリデー中は、ワーキングホリデービザ。学生の間は学生ビザを取得しますが、その後「オーストラリアで働く」と考えた場合、取得できるビザは限られます。

その中で、オーストラリアには、長期就労ビザ(Subclass 457)と呼ばれる、「オーストラリアで長期就労することを目的」としたビザがあります。多くの方は総称して「ビジネスビザ」や「ワークビザ」と呼んでいるビザの種類です。

最終的に海外就職を目的として、オーストラリアで英語力と技術を身につける方が年々増えていますが、やる気だけではどうにもならないこともあります。「オーストラリアで働きたいんですけど、ビジネスビザってどこでもらえますか?」といような相談も頂くこともあるので、今回は、ビジネスビザ申請までの注意点をお伝えしたいと思います。

スポンサー+英語+技術


この長期就労ビザが、学生ビザや、ワーキングホリデービザと違うのは申請条件です。決定的な違いは、「ビジネスビザをスポンサーしてくれる企業が必要」という点でしょう。

そして、英語力です。後述しますが、ビジネスビザ申請の際はIELTSの提出を求められますから、一定以上の英語力は身に付けておく必要があります。

そして技術です。日本で勉強するにせよ、オーストラリアで勉強するにせよ、その技術を認められてビザのスポンサーを受けることになりますから、しっかりとした技術が必要です。

ビジネスビザ取得までのパターン

英語力は学校に通えば身に付けることができます。ただ、スポンサーしてくれる企業(自分の能力を認めてくれる企業)は、簡単には見つかりません。スポンサーする”力”がある企業でも、自分の魅力が伝わなければ、スポンサーをしてもらえないためです。

その為、多くの方は、以下の3パターンの流れで、ビジネスビザを取得されています。

  1. ワーキングホリデービザ → ビジネスビザ( → 永住権)
  2. 学生ビザ → ビジネスビザ( → 永住権)
  3. 学生ビザ → ワーキングホリデービザ → ビジネスビザ( → 永住権)


ビジネスビザを最終的に取得するためには、英語力と技術。それらを認めてくれる場所(企業)が必要になります。その点を考えると、上記の場合、1で取得できる方は本当に少ないです。英語力が上級レベル且つ、コネクションがあり、ワーキングホリデーで到着後 即スポンサーにもなってくれる企業を見つけることができれば可能ですが、実際はそううまくいきません。

まず、しっかりとした英語力に加え、アルバイトなどをして、実力を認められた後にビジネスビザ申請のオファーがありますから、2か3のプランが現実的なプランです。

ビジネスビザを申請するための条件


ただ、企業もビジネスビザをサポートする以上、会社の利益に繋がる人材を必要とします。それは、ビジネスビザをサポートするためには、お金も時間もかかるため、それだけの価値がある人材かどうかを見極める必要があるためです。

それでは、ビジネスビザを申請する上で、企業とビザ申請者ががクリアしなければならない項目を、いくつか挙げてみたいと思います。2013年7月に大幅なルール変更がありましたから、その点を交えていきたいと思います。

最低賃金は53900ドル


いきなりハードルが高いですね。ビジネスビザ保持者は、最低でも給与は年間で53900ドル以上(日本円で約520万円です)となります。言い換えれば、企業が「53900ドル以上払ってでも、この人材がほしい!」という場合、でなければ、ビジネススポンサーをする意味が無いということです。

ビジネスビザ申請時に、英語力基準をクリアしていることが必要


いままで、いくつかの職業では英語力の証明が免除されていましたが、今後はどの職業でもIELTSの証明が必要となります。英語力がクリアできていなければ、ビジネスビザのオファーを貰ってもチャンスをフイにしてしまうわけです!

最低でも、IELTS5.0以上の英語力は必要となりますから、事前にしっかりと英語力を身につけておきましょう。

ポジションに応じたスキルがあること

ビジネスビザを取得する以上、その職種に応じた技術があることが条件となります。たとえば、調理経験が全くないのに調理師としてビジネスビザを受けることはできません。関連する技術があることを証明する必要があります。

企業は継続的な研修が必要


ビジネスビザのスポンサーとなる企業は、社内の永住権保持者や市民権保持者に対して、定期的に研修を行わなければなりません。

2013年7月1日以前までは、ビジネススポンサーとなる企業(設立後12ヶ月以内)は「研修プラン」の提示だけで良かったのですが、今後は継続的な研修を行う責務を証明する必要があります。つまり、「やりますよー」だけではダメで、長期的に研修プランを計画&実行する必要があります。

スポンサー数の提示


今までは、スポンサー企業は許可を得たあと、何名でもビジネススポンサーをすることが出来ましたが、今後は「何名のスポンサーをする」と明記しなければなりません。

つまり、ビジネスビザスポンサーをする企業が見つかったとしても、先にスポンサーをするスタッフ(条件をクリアしたスタッフ)がいると、自身のチャンスがなくなります。更に、事前の準備が重要となります。

スポンサー企業の査定費用は、企業持ち!

今後は、スポンサーとして認可されるための費用は、スポンサー企業が必ず払わなければなりません。「ビジネスビザほしいなら、●●さんが払ってよ」というのは、ダメです。

地方都市でもマーケットサラリー審査が必須に


地方都市でビジネスビザを申請する場合、実は給与価格が曖昧でしたが今後は必ず審査が必要となります。ただ、基本給が250000ドル(!!)のポジションは審査が免除されます。

直接雇用が必須に


例えば派遣社員のように、「ビザスポンサーを受けたのは親企業だが、働く場所は契約企業」ということが認められなくなります。かならず、直接雇用契約が必須とお考えください。

入国後90日以内に就労を開始


国外でビジネスビザを取得した方は、入国後90日以内に就労を開始する必要があります。

資格取得は28日以内に


業務を遂行するに辺り必要なライセンスは、ビザ発給後28日以内に取得する必要があります。

実はもっと細かい規則がありますが、今回はここまでで!移民法は随時変更がありますから、ビジネスビザ申請を予定している方は、随時確認しましょう。

どのように準備をしておけばいいか


上記にもありますように、ビジネスビザのオファーがあった場合に、いつでも受けることが出来る英語力と技術の準備が必要となります。ちなみに、ビジネスビザ取得後は永住権申請にも繋げることができますし、職種によっては直接永住権申請という方もいます。

ただ、繰り返しになりますがその選択の分かれ目は、「英語力」と「技術力」です。

将来的にオーストラリアで働くことを予定している方は、しっかりと英語力を身につけましょう!

留学プランは一つ一つ決めていきましょう

当社では今までに、ホテル業、看護師、介護士、教師、調理師、美容師、マッサージ師、歯科技工士、家具職人、大工などなど、現地就職につなげている生徒さんのコース選びもお手伝いもしてきました。

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豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号I008)
2019年現在ブリスベンで生活中。オーストラリア滞在歴は16年ほどで。主に長期留学、専門学校留学、大学留学などの質問を担当させていただいており、留学中のサポートはもちろん、生徒さんのキャリアを考慮し進学プランをお伝えしています。また、社内一のコーヒー好きなため、カフェ情報もお伝えしています。出来るだけ多くの方に有意義な情報が提供できる&ムードメーカー的な立ち位置に滑り込めるよう、日々奮闘中です。 このカウンセラーに質問する

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