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オーストラリアのビザ申請要件は頻繁に変更されることがあります。最新情報のタイムリーな更新を心がけていますが、掲示された情報の責任は負いかねます。必要な場合には、必ずオーストラリア大使館などにお問い合わせください。※当ホームページのビザ情報は、aswhoによって収集の上、編集、掲示しています。
新卒者技術独立永住ビザ申請時のポイント計算方法については、こちらのページに掲載させて頂いていますが、「自分は何ポイント取得出来るのか?」という点が重要です。今回ポイント計算の例として下記6名の留学プランを掲載しました。現在、コース選び(永住権取得までのプラン)にお悩みの方は、是非参考にしてください。
まずは、Aさんの例です。Aさんは今まで美容師としての経験はありません。バリカンで友達の頭を刈る程度。加えて、英語力も現時点では初級者レベルのため、一般英語コースからのスタートを考えています。日本の4年生大学を卒業していますが、英語コース(1年)+美容師専門コース(2年)としてプランを立てるため、申請は今から3年後。大都市が苦手なため、比較的人口の少ないアデレードを選びましたが、英語力も3年間のうち出来るだけ伸ばす予定ですが、さすがにIELTS7は難しそうです。さて、何ポイント取得出来るでしょう。
| 各関連項目 | 例 | 取得ポイント |
|---|---|---|
| 英語コース | 英語コースの参加はポイントになりません | 0ポイント |
| 申請時の年齢 | 31歳(留学開始から3年後) | 25ポイント |
| 申請時の英語力 | IELTS5.0ポイント | 15ポイント |
| 専門職業リスト | 美容師(Hairdresser)として申請 | 60ポイント |
| 政府認定校への就学 | 2年間の美容師コース(Certificate3) | 5ポイント |
| 地方都市ポイント | アデレードにて就学 | 5ポイント |
| その他のボーナスポイント | 4年生大学卒業相当の学位を保持 | 5ポイント |
| MODL | コース終了後、美容師(Hairdresser)として就労 | 15ポイント |
| オーストラリアでの実務経験 | コース終了後、美容師(Hairdresser)として就労 | 10ポイント |
| 合計ポイント | 140ポイント |
グレイト!合計で140ポイント取得ですから、新卒者技術独立永住権申請ラインとなる、120ポイントを大幅クリアです。仮にIELTSが7ポイントしか取れた場合は、150ポイント。さらに、就学地にシドニーやメルボルンなど大規模な都市を選んだとしても、5ポイントマイナスになるだけですから、現時点では、相当な余裕を持ち120ポイントをクリアできます。
次は、Bさんの例です。Bさんは調理師と菓子職人のいずれかを目指す予定ですが、「甘いものが大好き」という理由で菓子職人を目指すことにしました。もちろん、Aさん同様、菓子職人に関する経験は一切ありません。最終学歴はデザイン専門学校卒業です。ただ、以前にアメリカの留学経験があり英語力には自身があります(すでにIELTS6を取得)。コース開始後は積極的にアルバイトも考えています。都市はブリスベン地区を希望していますが、何ポイント取得出来るでしょう。
| 各関連項目 | 例 | 取得ポイント |
|---|---|---|
| 英語コース | 英語コースの参加はポイントになりません | 0ポイント |
| 申請時の年齢 | 36歳(留学開始から2年後) | 20ポイント |
| 申請時の英語力 | IELTS6.0ポイント | 15ポイント |
| 専門職業リスト | 菓子職人(Pattiserie)として申請 | 60ポイント |
| 政府認定校への就学 | 2年間の菓子職人コース(Certificate3) | 5ポイント |
| 地方都市ポイント | ブリスベンにて就学 | 0ポイント |
| その他のボーナスポイント | 専門学校卒業 | 0ポイント |
| MODL | コース終了後、菓子職人(Pattiserie)として就労 | 15ポイント |
| オーストラリアでの実務経験 | コース終了後、菓子職人(Pattiserie)として就労 | 10ポイント |
| 合計ポイント | 125ポイント |
丁度125ポイントですから、合格ラインをクリアです。ただ、菓子職人コースは地方都市で開講している事が殆ど無いため、調理師よりも若干得点を伸ばしにくい分野でもあります。申請時の年齢(36歳)を考え、特に菓子職人へのこだわりが無いのであれば、Aさんのように、地方都市にて調理師コースに参加するのも、1つの方法です。
さて、Cさんの例です。Cさんは日本の会計学学士号を取得していますが、大学卒業後、自営の酒屋を継いだため、主に「酒屋での経理」がこれまでの仕事です。その為、「会計士」としての具体的な経験はありません。ただ、できるだけ短期間+より高い学位(Masterコース)取得を目指しています。現在の英語力は「日常会話レベル」の為、半年ほどは英語学校に通うつもりです。滞在都市にこだわりはありませんが、シドニー地区を候補としています。さて結果は!
| 各関連項目 | 例 | 取得ポイント |
|---|---|---|
| 英語コース | 英語コースの参加はポイントになりません | 0ポイント |
| 申請時の年齢 | 27歳(留学開始から2年後) | 30ポイント |
| 申請時の英語力 | IELTS6.0ポイント | 15ポイント |
| 専門職業リスト | 会計士(Accountant)として申請 | 60ポイント |
| 政府認定校への就学 | 1.5年間の会計士コース(Master of Accounting) | 5ポイント |
| 地方都市ポイント | シドニー | 0ポイント |
| その他のボーナスポイント | 日本で学士号相当の学位を取得 | 5ポイント |
| MODL | コース終了後、会計士(Accountant)として就労 | 15ポイント |
| オーストラリアでの実務経験 | コース終了後、会計士(Accountant)として就労 | 10ポイント |
| 合計ポイント | 140ポイント |
これまたAさん同様、140ポイントGET!なんなく合格ラインをクリアです。「申請時の年齢が若い」、「MODLに掲載されている職業」という点が、高得点に繋がっています。
上記の例でポイントとなるのは、1.5年のコース期間です。新卒者技術独立永住権申請の規則として、「申請する職業に関連する、2アカデミックイヤー相当のコースを就学」が条件となりますが。一部の大学では、CRICOS(政府認可コース登録時)には2年として登録し、実際は3学期(1年半)で卒業出来るコースもあります。Cさんはこの「2アカデミックイヤー」のルールを利用し、無事1.5年で修士号の学位+永住権申請につなげることができます。
さて、Dさんの例です。Dさんは日本の高校卒業後→大学→大学院と、インテリアデザインに関する博士号まで取得し、今年無事卒業しました。大学、大学院の在学期間中は企業から頂いた様々な案件も手がけ、約3年ほどの実務経験もあります。在学期間中には、インテリアデザインに関する様々な賞も受賞しました。もちろん、インテリアデザインに関する知識は自信がありますし、何よりインテリアデザインが大好きです。
英語力もイギリス留学期間中にすっかり上達し、先日のIETLSテストではIELTS7.0ポイントを取得しています。以前から「オーストラリアに滞在するなら、メルボルン」と決めていたので、メルボルンの滞在を考えていますが、もし、ポイントが足りないようであれば、他都市の滞在も考えています。さて何ポイント取得できるでしょう。
| 各関連項目 | 例 | 取得ポイント |
|---|---|---|
| 申請時の年齢 | 31歳(留学開始から2年後) | 25ポイント |
| 申請時の英語力 | IELTS7.0ポイント | 25ポイント |
| 専門職業リスト | インテリアデザイナーとして申請 | 50ポイント |
| 政府認定校への就学 | 2年間のインテリアデザインコース(大学へ編入) | 5ポイント |
| MODL | インテリアデザイナーとして申請 | 0ポイント |
| 地方都市ポイント | シドニー | 0ポイント |
| その他のボーナスポイント | 日本で学士号相当の学位を取得 | 5ポイント |
| 合計ポイント | 110ポイント |
まずはじめにお伝えしないといけないこととしては、50ポイントの職業にて申請する場合は博士号取得が必須条件です。その為、上記には110ポイントと記載してありますが、厳密には申請条件をクリアしていないことになりますから、0ポイントに等しいと考えていただいて結構です。残念ですが、Dさんの場合、このままでは永住権申請ができません。
この大きな要因は「職業ポイントが50ポイント」「MODLに掲載されていない」という理由があげられます。つまり、オーストラリアとしては「インテリアデザイナーの職業は足りているため、現段階ではさほど必要とされる職業ではない」と判断しているのです。
しかし、方法が無いわけではありません。資格、学位のポイントとして「最低2年間、継続的にフルタイムの教育課程を修了し、博士号(PhD)を取得した場合」は25ポイントを取得することができます。この25ポイントを取得出来れば、120ポイントをクリアすることができますから、永住権申請に繋がります。Dさん、がんばれ!
今度は最年少Eさんの例です。Eさんは昔から競馬の騎手(Jockey)にあこがれ、将来オーストラリアで競馬の騎手として活躍することを夢見ています。日本では競馬学校を卒業し、日本でさらに経験を積むか、オーストラリアの永住権取得を前提に、オーストラリアの競馬学校に入学するか検討中です、できれば早い段階からオーストラリアに渡りたいため、後者を選択する予定ですが、英語力も身に付いていないため、英語学校経由での入学を考えています。都市はメルボルン!今から準備すれば何ポイント取得出来るでしょうか?
| 各関連項目 | 例 | 取得ポイント |
|---|---|---|
| 申請時の年齢 | 20歳(留学開始から2年後) | 0ポイント |
| 申請時の英語力 | IELTS6.0ポイント | |
| 専門職業リスト | 騎手として申請 | |
| 政府認定校への就学 | 2年間の騎手養成学校へ | |
| MODL | 騎手として申請 | |
| 地方都市ポイント | メルボルン | |
| その他のボーナスポイント | 競馬学校卒業 | |
| 合計ポイント | 0ポイント |
まず、答えからお伝えすると、0ポイントです。つまり、騎手として申請する以上、新卒者技術独立永住権の申請条件に該当しません。
新卒者技術独立永住権として申請出来る"専門職業"は、オーストラリア移民局が発表している専門職業リストに掲載されている必要があります。しかし騎手(Jockey)は職業リストに掲載されていない(該当しない職業とされている)ため、他のポイントでどれだけ高いポイントを取得していたとしても、申請条件に該当しません。この該当しない職業として、騎手のほか、歌手、写真家などがあげられます。
やる気や目的、情熱があったとしても、永住権申請に繋がらないのは残念な点ですが、新卒者技術独立永住権は「若くて才能があり、オーストラリアに必要とされる技術を身につけている人」を対象としている点を忘れないでください。
最後にFさんの例です。Fさんは調理師の分野で永住権取得を検討中。しかし現時点ではまったく英語も話せず、調理師としての経験もありません。現在41歳、最終学歴は高校卒業。今までつとめた市役所を辞め、すべてゼロからのスタートです。英語には自信が無いため、英語学校の参加も1.5~2年程を考えていますが、気候は暖かい地域が良いため、ケアンズやダーウィンを考えています。さて、どうでしょうか?
| 各関連項目 | 例 | 取得ポイント |
|---|---|---|
| 英語コース | 英語コースの参加はポイントになりません | 0ポイント |
| 申請時の年齢 | 44歳(留学コース開始から4年後) | 15ポイント |
| 申請時の英語力 | IELTS5.0ポイント | 15ポイント |
| 専門職業リスト | 調理師(Cook)として申請 | 60ポイント |
| 政府認定校への就学 | 2年間のTAFE調理師コース | 5ポイント |
| 地方都市ポイント | ケアンズ | 5ポイント |
| MODL | コース終了後、調理師(Cook)として就労 | 15ポイント |
| オーストラリアでの実務経験 | コース終了後、調理師(Cook)として就労 | 10ポイント |
| 合計ポイント | 125ポイント |
やりましたFさん、見事合格ラインの125ポイント獲得です!Fさんは現在、英語力に自信が無いとのことですが、英語学校+専門コースの合計4年間の期間にて、IELTS7ポイントを取得できる可能性もあります。仮にIELTS7ポイントを取得出来た場合は、合計135ポイントの取得が可能ですから、是非頑張ってください。
上記のように、各留学生の年齢、目的、英語力によって様々な留学プランがあり、取得出来るポイントも様々です。Fさんのように40歳、高卒、未経験でも、永住権を取得出来る可能性は充分ありますから、これから永住権取得を目指す方は「MODLに掲載されている職業」を1つの目安にし、プランを立てていくことをオススメします。