【体験談】マネージメントスキルを磨きたい!ACUで学ぶMBA〜大学院スタート編〜

加納 文さん | ノースシドニー | Australian Catholic University | Business and Management | 6か月
進学英語コースを経て、オーストラリアン・カソリック大学(ACU)のMBAコースをスタートした文さん。無事最初のセメスターを終えられたので、この半年間の様子についてお話を伺いました。

コースがオンラインになっていたので、周りの友達に気軽に聞くということもできず、苦戦した部分もあったようです。

早速ご案内をしていきます!

進学英語編はこちらです。

MBAコースの1学期目では、どんな勉強をしましたか?

最初のタームでは通常基礎を多めに学ぶと思うのですが、今回は選択肢の数が限られていたので、基礎科目は1つで、その他専門科目2つ、選択科目を1つ受講しました。

基礎科目:Money Management
専門科目:Research Methods、Data Analysis and Interpretation
選択科目:Responsible Investment Management

やはり専門科目は難しかったので、もし悩んでいる方がいて最初は基礎科目が取れるのであれば、基礎科目から進めていくほうがオススメです。

特に楽しかった科目や、大変だった科目があれば教えて下さい!



Money Managementが、非常に面白い科目でした。

この科目は特別なソフトを使って、ゲーム感覚で5~6年分の投資をやっていくというものです。シェアホルダーバリュー(株主価値)を上げていくのですが、どういう風にやったら価値が上がっていくかを考え、株主の配当や広告代など、全てのことを決めていきます。

この科目では3つの課題があったのですが、1つ目は個人で様々なトライをしていき、最後にどういうい事をやったか、手順、資金集めなどをレポートにして提出をしました。

クラスメートも同様だったようですが、最初はどんどん会社が潰れていってしまうんですよ。それから色々試行錯誤を重ねていきます。課題前最後のクラスでは、先生が最終的な会社のランキング発表をしてくれました。本当に面白かったです。

2つ目の課題では、グループワークになりました。行う内容は同じですが、グループで分担して行い、それをレポート書くと言うものでした。

3つ目は、2つの目のレポートをもとに、メディアのプレスリリースを行い、質問に答えていくというものをやりました。これについては、全てのメンバーが共同で作業をしたという証拠に、全てのメンバーの回答が前回のレポートと一致している必要があり、レポートに沿っていないときは、グループワークに参加していなかったとみなされるということを後で知り、びっくりしたと言うものでした。

この科目は基礎科目だったので、よく理解もでき楽しく勉強できました。

難しかった科目は、データのアナライズです。私にとって統計が非常に難しく、その授業の勉強内容自体は非常に面白かったのですが、とにかくその統計を使って何かをすると言うことが、すごく大変でした。

今回はオンライン授業だったわけですが、オンライン授業で大変だった事はなんですか?



オンラインだからではないかもしれませんが、大変だったのはグループワークです。グループワークはとにかくどんな人とグループになるかによって、結果も進めていく過程も、大変さが大きく変わるからです。

グループワークの課題は、先生からテーマを出されてチーム分けされるので、その後グループのみんなで、どのパートをやるか決め、後は個人個人でやり、最後に集めて纏めていくのですが、この纏め作業はグループによって、みんなでやる場合もあれば、みんなでレビューせず、ただまとめるだけで提出の場合もあります。

例えば、私にとって良かったチームメンバーは、ネイティブの大人の方と、看護マネージメントコースを勉強していた方とのチームの時でした。全員が学ぶ気持ちがあり、しっかり課題も行ったので仲良くなり、勉強以外のことも色々と相談ができたりしました。オンラインでしたが、課題提出前にみんなでランチをするなど直接会うこともありました。

あまりうまく行かなかったメンバーの時は、相手が課題に対して同じ熱量でない場合におきました。

私の場合、3人で行うグループワークだったのですが、そのうちの一人が離脱し、二人で3人分の課題を分けてやる必要があったのですが、メンバーの学生が規定に引っかかってしまう内容のレポートを作ってきたところから話し合いが始まりました。

訂正を依頼しましたが本人は「絶対大丈夫」と訂正をしてくれなかったので、自分で規定に引っかからない状態まで訂正をする必要がありました。3人分を2人でやらならなくてはならないだけでもかなりの量になってしまうのですが、更にプラスでやったので、本当に大変でした。

その他にも、課題の締め切り前日に、グループワークをオンラインでやってるときに、一人終わってないのに寝てしまったメンバーがでてしまい、自分ともうひとりのメンバーでなんとか仕上げました。

国籍関係なくそれぞれの人により、ぎりぎりでもパスすれば良いと思う人もいるし、良い成績を取りたい人もいます。同じ熱量で勉強をしようとする人とグループを作ることも含め、グループワークは良い成績を取るのがほんとうに大変だと思いました。


授業時間以外にどのくらい勉強しましたか?



週3日の授業を受けていました。1回3時間の授業を4科目受講しており、4つの科目で12個課題があったので、平日は、朝起きたらとりあえずPC立ち上げ、家で勉強するのが飽きてきたら、カフェに行くなどしてずっと勉強していました。土日は休んでいましたが、土曜日にできた課題のレビューはしてました。

スケジュールとしては、月〜金で授業とその週の分の課題を仕上げて、土曜日にレビュー、翌週出すという流れをつくっていました。全体で言えばやはり週40時間くらいは勉強していたと思います。

性格的にギリギリに出したくないタイプなので、レポートは3〜5日前には完成させるため早くから取り掛かって、提出する前には、ネイティブの友達に英語チェックをしてもらっていました。英語は得意とは言えなかったので、時間もかかりました。

また、エッセイは進学英語コースでしっかり練習していましたが、リサーチのレポートはあまり得意ではなかったので、言い回しや表現などもチェックをしてもらっていました。

これを続けるうちにレポートを書くのがだんだん早くなっていきました。しかし、課題の内容が難しくなっていったので、結局課題を作り上げる時間としては、あまり早く終わらなかったですかね・・・笑

アルバイトはできませんでした。

レポートうまくこなしていく秘訣は何ですか?



セメスターが終わってみて、ようやく「何をしなくてはならないか」ということが分かるようになってきました。それは、課題で「問われていることは何か?」を理解することに、一番時間を使うことが大切ということでした。

最初、ちゃんとしたステップを分かっておらず、できた課題をネイティブにレビューしてもらったとき、「問われていることを答えていない」と指摘され怖い思いをしました。その時はラッキーなことに、直ぐに回答を付け加えることができたので大丈夫でしたが、求められていることを間違って違う方向にたくさん書いたとしても、全て無駄になってしまいますので、今は十分注意しています。

大学院のコースに入ってみて、英語はどうですか?

ライティングはかなり慣れてきましたが、やはりネイティブと一緒にいると英語力はまだまだだと感じています。

リーディングに時間がかかってしまうので、もう少し早く読むことができるよう、ホリデー中はできるだけ本を読むようにしています。もともと本を読むのが得意ではないので、活字慣れするためにでも、今はビジネス書ではなく小説を読んでいます。

振り返ってみると、セメスター中はテキストブックかIELTSの本くらいしか読んだ記憶がないです・・・笑

いよいよ2学期目ですが、豊富をお願いします!



大学院は2年間なので、あと1.5年しか残ってないと思うと、今からインターンシップについても考えないといけないと思っています。

インターンシップのためには、どの分野でどんな仕事をしたいか、専門性についても考えたいし、コネクションづくりについても考えていきたいと思っています。

もともと卒業をしたらすぐに帰国をする予定でしたが、やはりオーストラリアでもお仕事にチャレンジしたいと思い始めているので、早めに考えながら動いていこうと思っています。
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号G176)
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