【体験談】休学してワーホリ、カレッジ留学、そして大学院留学へ

杉本 采加さん | ブリスベン | Martin College - Brisbane | 5か月
日本の大学を休学して2012年12月にワーキングホリデービザでゴールドコーストへ渡航。

そして4ヵ月後には日本の大学で学ばれているマーケティングをオーストラリアでも勉強したいということで、隣町ブリスベンにあるMartin Collegeで半年間のDiploma of Marketingコースに入り、つい先日無事に修了されました。

オーストラリアで過ごした9ヶ月間、そしてこれからの将来について、お話を伺いました!

なぜマーティ ンカレッジに入学しようと思ったのですか?


私は最初はワーキングホリデービザでの入国でした。
実際に渡豪してみて語学学校で2ヶ月間General EnglishとIELTSの勉強をしましたが、自分が今本当にしたいことを見つめなおして、日本でも専攻していた経済学のマーケティングをもっとより深めたいと思ったことと、語学の上達だけではなくて何か形に残るものがほしくてカレッジに通うことを決意しました。
マーティンカレッジを選んだ理由は短期間(私のコースは20週間です)のコースが充実していたのと、入学日が毎月あり入りやすかったからです。
そして、何よりの決めてはマーティンカレッジには現地の生徒が半分以上在籍しているということです。
語学学校に行くよりもより「生きた」英語を聞く機会も多く、それが直接的に語学力向上の 近道にもなると思ったからです。入学するために、実際に現地で語学テストを受け入学しました。


コースではどんな勉強をしていますか?


科目が「Diploma of Marketing」ということもあり、基本的にはマーケティングの全般を学びました。
科目によって中身は違いますが、大きく分けて基本的な概念を学ぶ内容と実践的に展示場に足を運んだり、グループディスカッションで意見を交換したりというケーススタディーに近い内容とふたつに分けられると思います。
最初の頃は、毎回のレポート課題が本当に大変でした。毎日学校が終わるとそのまま図書館へ行き、パソコンとにらめっこの毎日でした。クラスメイトのオーストラリア人の人達の授業内での発言を聞き取るのも難しかったです。
ただ、やはり2,3か月すると授業にもレポートにも慣れていき、さくさくと進めることができるようになりました。何事もそうですが、どんなに時間がかかっても諦めないでコツコツ進 めていくことが大事だと実感しました。


このコースに入ってよかったと思うこ とを教えてください


物事の視野が広がりました。もともと専門科目に対する少量の知識はありましたが、それがどのようなメカニズムになっているのか、実際どのように適用されているのか、自分だったらどういったように応用するのかなどといった、カレッジに通う前は想像もしていなかった、できなかった範囲まで自分の知識を使う経験をしました。
また、展示会に足を運んで、インターナショナル貿易としてのオーストラリアと日本(アジア)の位置づけをインタビューしたり、街に出て街頭調査をして分析したりなど、日本の大学ではできないようなことをたくさんしました。


科目と時間割を教えてください


必修科目
Market Trends
Marketing Essential
Market Research
Market Evaluation
Marketing Management

選択科目
International Business Forecasting
Cross Cultural Understanding
International Market Analysis

選択科目については他にも
Accounting for Managers
Business Communication Skills
Manage Change
があり、ひとり3つ選ぶしくみになっています。

時間割については毎週少しずつ変動しますが、基本的には週3~4日間の構成になっています。時には週5日間の週もありました。

クラスの人数、国籍、雰囲気を教えてください



これもまた科目によって異なりますが、少ないクラスでは10人弱、多いクラスでは20人ほどでした。
国籍はほぼ半分がオーストラリア人、日本人は2,3人ほどで、他の国籍はブラジル・台湾・スイスランド・フランス人が多かったです。
雰囲気に関しては、みんな積極的で「講義」というよりは「討論会」というイメージを持ったクラスもありました。
ただ、クラスによっては先生が黙々と説明をしているクラスもありました。
ブロックの後半になると、コンピュータールームでの授業も増え、実際に先生がレポートを個人的にチェックしてくれるチャンスもあります!マーティンカレッジはインターナショナルスチューデントにも力を発揮できる場所を提供してくれます。

先生や学校の施設はどうですか?


先生はみんな優しく親切で、質問などがあったらとことん付き合ってくれました。
経験豊富な先生がたくさんいらっしゃり、おもしろい話をたくさん聞くことができました。
施設に関してはエンバシーという語学学校と隣接していて、食事などをするコモンルームを共通で使うため、より多くの国籍の友達と交流したり意見の交換をすることができました。私はブリスベン校でしたが、シティーの中心に位置していてとても便利でしたし、きれいな校舎だったのでとても満足しています。


オーストラリアに来てから、自分はどんな風に変わったと思いますか?


自分からどんどん行動していくことができる ようになったと思います。
オーストラリアは多文化で色々な国籍の人が共存しています。みんなが大きく違うバックグラウンド・目的・言語で生活しているため、自分の思っていることを言わないと誰も気づいてくれないし、物事はどんどん進んでいってしまいます。
学校にしても学校以外にしても自分の意見をしっかりと伝えることが自分にどれだけ欠けていたかを実感することができました。
また、将来のことを具体的に考えることができるようになりました。たまたまバイト先のお客様で日系企業の駐在員の方などにたくさんの貴重なお話を聞かせてもらえることができ、「日本人としてオーストラリアにいること」という意味についてもっと深く考えることができるようになったと思っています。


オーストラリア留学センターを利用されたきっかけと、実際に利用されてどうだったか、率直な印象をお聞かせ下さい


オーストラリア留学センターを利用させていただいたきっかけは友人の紹介です。オーストラリアに行きたいけれども、どうすればいいのかわからないと悩んでいたときにすでにオーストラリア留学センターを通じて渡豪していた友人のお勧めでした。
実際に利用させていただいて、正直こんなに良い会社は初めてでした。留学前には日本で加藤佳さんにたくさん面倒をみていただき、毎日のようにメールでやりとりをしていました。どんなに小さな質問でも親身になって、わかりやすく教えていただき、とても心強かったです。
最初に滞在したゴールドコーストでは武井さんにたくさんお世話になり、一時帰国前にパスポートを紛失してしまったときには母のように面倒をみていただきました。今でもあの日 のことは忘れられません。
ブリスベンに移ってからは、もゆこさんに大学院や語学学校に関する情報をたくさんいただきました。
また、同じくブリスベンで一度だけお会いした衛藤さんには留学という短いピリオドだけでなく、「人生」という大きなくくりのお話をしていただき、自分が今まで考えていた範囲よりももっと大きな視野で考えるきっかけをいただきました。
今までお会いしたスタッフの方ひとりひとり全員がとてもすばらしい方たちで、ただの決まり文句なんかではなく、その本人へ向けてのアドバイスを全力で持ってきてくれます。とても感謝しています、ありがとうございます!!

今後の予定・将来の目標は何ですか?

今現在私は、日本の大学を休学しているので、帰国してからまた大学の履修を再開する予定ですが、将来はまたこっちに戻ってきて大学院でマスターの勉強をしたいと思っています。もちろんたくさんのハードルが待ち構えていますが、これからしっかりと考えていきたいと考えています。

これから留学する人へ何かアドバイスをお願いします

留学する前はどんな人にとっても未知の世界ですし、まずなにをすればいいのかわからないと思います。どの道が自分に合っているのか、どうすれば後悔しないのか、選択肢が多すぎて困ってしまうと思います。まずは、自分自身で出来る限りの情報を集めてください。その際にオーストラリア留学セン ターという会社は大きな助けになると思います。たくさんの情報を集めたあとに自分のしたいことと本当にマッチしている選択をしてください。
ただ、どのような選択をしても、外した方の選択を後悔するかもしれません。でもそれを成功か不成功かに持っていくのは自分自身の努力次第です。どんな選択をしても「これを選んだから成功した」と言えるように自分の道をひたすら走って行けば、それはいずれ「成功」になります。自分に甘えずに「自分の選択に責任を持つこと」、私は今回の留学で学びました。自分自身の状況は誰も良い方向には持っていけません、やるのは自分です。これは私の経験であり、私自身のアドバイスですが、ひとつの参考になれば嬉しいです。自分の挑戦に向かって、がんばってく ださい。応援しています!
豪政府認定留学カウンセラーPIER資格保持
(QEAC登録番号H318)
13歳でのメルボルン短期留学をきっかけに「英語」と「海外」に目覚め、その後カナダ(語学留学)とアメリカ(大学留学)にも留学。卒業後、ワーキングホリデーでオーストラリアへ再渡豪し、オーストラリア留学センターでワーペリ。帰国と同時にオーストラリア留学センター日本窓口が開設され現職へ。留学生を現地オーストラリアで「迎え入れる立場」と日本から「送り出す立場」、両側での勤務経験を通して、双方の視点からアドバイスすることを心がけています。 このカウンセラーに質問する

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