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即戦力主義のオーストラリアにおいて、職場経験がない新卒者が就職を決めるのは至難の業。そこで用意されているのが、ApprenticeshipsまたはTraineeshipsというものです。平たくいえば見習制度で、企業は一定の条件を満たせば、見習就労者に対しては等級に応じた賃金を払うだけ(年齢によっても違うが、半額位で済む場合もある)で済み、政府からの助成金を受け取ることもできます。
こういった制度を利用することで、若年層や高齢者でも、企業は比較的気軽に採用を決めることができます。被雇用者側にとっては、お小遣いを稼ぎながら実務能力を身に付けることができるという、一石二鳥のシステム。これの更に踏み込んだ、在学高校生を対象とした制度が、School Based Apprenticeshipと呼ばれているもの。週に1、2度の勤務で、卒業時にはCertificate 2または3の資格まで受領することができます。高校生は、採用側企業内でOn the Job Trainingを受け、職業訓練に必要な知識は専門の職業訓練校(TAFEなど)で受講します。受講料は政府が負担してくれます。学校では教わることができない実務を現実のビジネスの場で教わることで、通常は専門学校に授業料を払って受領する資格を取得することができる上に、安いとはいえ時給ももらえます。つまり、企業内に特別に、個人向けの学校がいきなり作られるようなもので、日立の専修高校のように、学校にいきながら給料がもらえるわけです。資格取得に必要な勤務期間は1年間。お役所の制度はとかく分かりにくくて組織も難解ですが、1800-639-629に電話すれば、制度の詳細をステップごとに教えてくれるし、専門の人材紹介会社も案内してくれます。日本でも導入を勧めたいことしきりの制度です。※オーストラリア人または永住者の求職者みが利用できる制度です。
投稿日 : 2005年03月04日 19:09
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