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IELTS(アイエルツ)


IELTS(アイエルツ)とは?

IELTS(International English Language Testing System)は、英語を母国語としない外国人向けの英語能力判断試験としてイギリス・オーストラリアなどで認められており、現在は、世界約150ヶ国で実施されています。IELTSは、オーストラリアの大学や専門学校への入学の英語条件として幅広く利用されている他、オーストラリア移住のビザ発給に必要な英語力を証明するのにも最適です。

総合評価で点数が決まるので、かたよりのない総合的な英語力を判断できる点が、IELTSの大きな特徴になります。


IELTSの種類

IELTSのモジュール名 目的
学術英語
(Academic Module)
大学への進学
大学院への進学
TAFEへの進学
専門学校への進学
一般英語
(General Module)
移住
トレーニング
企業研修

IELTSのテストには2種類用意され、目的に応じて受験する必要があります。試験方法に代わりはなく、違いはReadingとWritingに関して一般英語用(General Module)学術英語用(Academic Module)か選ぶことができるという点です。

General ModuleはAcademic Moduleに比べて、レベル設定が低く、試験結果のポイントがおなじであっても、1~1.5ポイントの差がでます。

しかし、留学生の場合、TAFE、専門学校、大学、大学院への進学を目的とすることがほとんどですから、学術英語(Academic Module)を選ぶことになり、進学が目的にも関わらずGeneral Moduleの試験を受けると、結果を認めてもらえませんから、IELTS受験注意してください。


IELTSの試験方法とスケジュール

IELTSの試験内容は、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4科目が用意され、各分野の能力を最も低い1から、最高得点の9までを0.5刻みで表示します。高得点を取得するためには、総合的なバランスのとれた英語力が必要とされます。

初めての受験者は、制限時間内での解答方法のテクニックを身に付けたり、間違いやすい問題を把握したり、問題の傾向になれておくという意味でも、IELTS試験特別対策コースを受講して、本試験に臨むとよいでしょう。

試験項目 問題数 時間 試験内容
Listening 40問 30分 選択問題、穴埋め問題などが出題されます。設問を素早く読んで理解する力、長時間にわたり早いスピードの会話、セミナー等の内容を集中して聞き取る力、解答を素早くメモする速記力が重要。
休憩 5分  
Reading 40問 60分 選択問題、穴埋め問題、簡単な文章での解答する問題などが出題されます。長い文章を短時間で集中して読み、理解する力、文法の知識、語彙の豊富さが重要。
休憩 12分  
Writing 2問 60分 アカデミック・モジュールとジェネラル・モジュールのどちらを受けるかによりテーマが異なりますが、様々な分野のテーマが文章の課題として出ます。テーマは、テストにより異なります。題材を正確・適切に記述したり、複合した文章を書ける表現力、論理的に文章を展開する構成力、文法の知識、語彙が重要(150 & 250文字)
休憩 30分  
Speaking 4パート 10~15分 趣味、文化、家族について、その他様々な分野の質問がなされます。試験官によっても質問内容が異なり、10-15分間のうちにいくつか質問が投げかけられます。実際のシチュエーションにおいて自然かつ流暢な会話力、事物を比較したり自分の経験・意見・将来の計画を説明できる表現力が重要。

IELTSのポイントによる英語力レベル

IELTSの点数 レベル 英語力
9.0 Advanced Plus(上級の上) 全ての状況で、英語をほぼ完璧に使いこなせる。
8.0~8.5 状況により、弱冠不適切な表現力があるものの、議論をこなす英語力が充分ある。
7.0~7.5 状況によっては、不適切な表現があるが、殆どの複雑な言い回しや表現力があり、英語を有効に使うことができる。
6.0~6.5 Advanced(上級) 表現に弱冠の誤解が見られるが、英語を有効に使うことができ、表現力豊かな、コミュニケーションを取ることもできる。日常の生活で不便を感じることは、ほとんどない。
5.0~5.5 たいていのことが理解でき、基本的なコミュニケーションがとれる。語学学校の一般英語コースであれば、中上級~上級レベルとなり、各専門学校の授業も英語で理解できる。
4.0~4.5 Upper-Intermediate(中上級) ほとんどの場所で、コミュニケーションがとれるが、複雑な言い回し等の表現力が足りない。
3.0~3.5 生活などを含めた身近な内容で、一般的なことについての表現ができるが、コミュニケーションできない場合が多い
2.0~2.5 Intermediate(中級) 単語をいくつか並べたり、決まり文句などによる基本的なこと以外、会話でコミュニケーションをろることが難しい
1.0~1.5 Elementary(初級) いくつかの単語が話せるが、英語運用能力は無い
0~0.5 判定不可能。まずは語学学校からスタートしましょう。

各教育機関進学に必要な点数

専門学校をはじめとする、TAFE、大学、大学院の入学にはそれぞれ入学条件として設定されている、IELTSの点数が必要になります。この点数をクリア出来ない場合入学することができませんので、留学生には必須条件となる点数です。

進学先教育機関 IELTSの点数 説明
試験対策コース 4.0~5.0 IELTS、TOEFL、TOEIC、Cambridge等の試験対策コースに参加するためには、通常IELTS4.0以上の英語力が求められます。
専門学校 5.0~5.5 専門学校では、入学時の英語能力判断基準としてIELTSの結果を必要とする学校と、そうでない学校があります。基本的にIELTSを必要とする学校は、5.0~5.5ポイント以上を求めます。
TAFE 5.0~5.5 TAFEは、オーストラリアの政府公認職業訓練学校です。現地の人と学業を共にするので、基本的にはIELTSの試験結果が必須となります。入学基準として求められる点数はコースによって異なりますが、5.5ポイント以上が一般的です。
ファウンデーションコース 5.0~6.0 大学の準備コースとなる、ファウンデーションコースでは、基本的にIELTS5.5が入学基準とされていますが、コース期間や、進学先の学部によってファンデーションコース入学基準となる英語力が変わります。
大学 6.0~7.0 大学で専門的な学問を学ぶには、IELTSは必須の入学英語条件となります。大学によって、必要とされるIELTSの点数が異なります。また、同じ大学でも学部によって、必要点数が違う場合がありますので、ご注意下さい。一般的には、6.0~6.5ポイント以上の高得点が必要です。
大学院 6.5~7.5 大学院も大学と同じように高得点を要します。大学院の場合、大学に比べて更に高度な英語が必要とされることも多いでしょう。ほとんどの大学院は、入学英語基準をIELTS6.5ポイントとしていますが、特定の大学及び、学科においては、7.0ポイントを求められることもあります。

IELTSの注意点

2006年5月より、IELTSの「3ヶ月ポリシー」が廃止となりました。その為、各試験会場にて、試験日毎に受けることが可能です。IELTSの試験モジュールは、General Training ModuleとAcademic Moduleの2種類がありますから、申込みの際は注意してください。

試験課題のライティングではすこしでも曖昧なスペルなどを記入すると、採点対象外になることがありますから、採点者が間違いなく読めるように記入しましょう。試験結果の有効期間は2年間までになります。


IELTSの受験料

受験地 検定試験費用
オーストラリア 280ドル
日本 24,150円

受験料は、それぞれ受験する国の通貨で支払う必要があります。支払いは銀行への振り込みもしくは、クレジットカード払いとなり、試験会場で、直接支払うことはできません。


IELTSの申し込み方法と締切日

IELTSの申込み方法 郵送のみ
IELTSの締切日 各試験の3週間程前

申込みに関しては、FAXやオンラインでは一切受け付けていません。専用のフォームに記入の上郵送で申し込む必要があります。締切日は基本的には試験当日1ヶ月前になり、申込者が多数の場合、定員になり次第締め切りになります。


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